えびたま

2020年10月31日(土) ホットドッグが売り切れてるなんてありか

なんか気づいたら残業していて、
帰りの新幹線が1本遅くなった。
駅に入ってるTULLY'Sで昼を食べる。
拠所ない事情でパンケーキ。しょっぱいものが食べたかった。

帰りはつい駅ビルで買い物。
昨日プリンタルトを買って帰ったのだけど
パンギライのミニ典が1個まるまる食べるはずはないという
先入観から、3等分してわたしも大典も食べたら
「食べられた…」と言って泣き出した。
小さく切ってちょっとずつ食べたかったんだって。
それがなんかかわいかったので今日も買って帰った。
結局今日は食べなかったんだけど。

夜中、一人で「鴛鴦歌合戦」を観る。
昔、志村喬さんの伝記を読んだら、
この撮影がとても楽しかったらしく、
後々まで劇中の歌を口ずさんでいたと書いてあった。
吉野朔実の漫画にも出てくる作品で、
昔から観たいと思ってた。
日本初のオペレッタらし。マキノ正博監督。
というわけで、志村さんばっか観てしまう。
歌がすごくうまいので、吹き替えかと思ったら本人なのだという。
へー。イメージに無かった。
そして衝撃なのは、この時志村さん34歳。
50代くらいに見える。だってヒロインのお父さん役だもの。
ヒロインが恋する、主役の片岡千恵蔵は志村さんの2歳上だとか。
つまり36歳。しかしそれはそのぐらいだろな、と。
志村さんが貫禄あり過ぎる。

戦前(1939年)の作品というのもあり、
映像がかなりガサガサなので
脇役の人たちや、女性キャストがみんな同じに見える。
陽気で気軽な作品だった。
ドタバタな恋愛モノ。
1時間ちょっとだし。

比較的目立つ役だった、大店のお嬢さんのお付き役の人
wikiで見たら、戦前に活躍したバイプレーヤーらしが
生没年が不明。
戦後の消息はわからないという。
脇役の人たち、みんな若かった。この人たちみんな
兵隊に取られたり、戦争の影響は避けられなかったろなと思う。
戦前て、今からするとよほど異世界のよに思えるけど
こんな作品が作れる世の中だったんだな。
太平洋戦争直前で、日中戦争はもう始まってたはず。
思想統制とか検閲とかあったのだろけど、
戦争の影なんか微塵も感じられなかった。


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