えびたま

2019年05月25日(土) 「東京裁判」を観る

言言さんの「東京裁判」再演を観る。
前回より役者さんの年齢層が幅広く、
また違った印象になってた。
原西くんの存在感はいいなあ。観入ってしまう。
山澤くんも、いつも体温低そな役柄の印象が強いから
ちょっと熱くなる芝居が意外性あって良かった。

前回観た後、NHKでやってた東京裁判の再現ドラマとか
観たので、前よりは判事の具体的な人物像が浮かびやすく
面白く感じた。
下準備も大事ね。
ラスト近くの原爆についてのところは
日本人の感情に訴えて、響いてきやすいから
最終的に観た気にはなっちゃうのだけど
そこに至るまでの話をほとんど覚えてなかったから
やっぱ前回はあまり理解してなかったと思う。

益岡礼智が戦争のテーマで書くとしたらと考えたけど
どうだろう。
あんなひどい戦争のやり方して、その反省を忘れてる
現代について物申したい気はする。
何をされても仕方なかったとは言わないが
現代の歴史修正主義者の言い分なんか見てると
まずは知る必要があり、反省と検証。
それを喚起できるよな作品になるといい。


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