仕事のあと、一度おうちに帰って フォーラムのレイトショーへ。 「太陽」 日本公開が実現するとは思ってなかったから すごく楽しみにしていた。
とても静かな映画だった。淡々と。 公開初日に観た心の姉さん・いそのさんが 言うには「所々、意図的に眠らされるとこがある」と。 確かに、大典が一緒に観てたら 間違いなく寝てる。 わたしは、割と好きだと思った。
イッセーさんがまるでロボットでも演じるかの如く 昭和天皇を演じていた。淡々と。 皇居地下のシェルターで 静かに、侍従の指示通り。淡々と。 マッカーサーとの会食も やはりどこか欠如したまま。淡々と。 そういう意味では、人間じゃなかったと 言えるのかなと思ったり。 人として育てて来られなかった人みたいな。 でもちゃんと感情の起伏がみえて来る。 イッセーさんは天才と思う。
空襲や、焼け野原になった東京など外の世界の映像は どこか幻想的で、 ユーリ−・ノルシュテインのロシアアニメの雰囲気に 似てると思った。
「日本人が撮るべき映画だが 扱うのは不可能」みたいなことをいわれてたけど そして確かに不可能なのだろけど こんなものも扱えないと言っているのは ほんとにくだらないと思った。
桃井かおりの皇后も楽しみにしてたのだけど イッセーさんの浮き世離れな感じに対して すごく庶民的だったので 急に空気が変わってしまい これでいいのかしらんと思った。
めっきり寒くなった夜道を一路 コアな居酒屋・あべひげへ。 着いた途端「ほら来た!」とあべさん。 たった今、お前にメールしたんだ、と。 みると確かに 「カレー作ったから取りに来なさい」と命令メールが。 どこまでもタイムリーなあべさんであったよ。
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