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2003年08月20日(水)
第169話「FAKEとBUMPとGOの奇妙な冒険」

2003年8月19日・・・。


その日は、1年からの友達14人が一同に介し、大阪の十三にて花火をすることになっていた。


が、しかし・・・・


・・・これは、3人の男達が体験した奇妙な物語である・・・。




『FAKEとBUMPとGOの奇妙な冒険』


午後1時、BUMPが車で我が家にやって来た。


目的は、俺に借りたマンガを返却した後、また本を借りていく為である(笑)


BUMPが、我が家にやって来て数分後、GOから電話連絡があり、我が家に来るとのこと。


GOが我が家に到着後、3人で車に乗って、BUMPの地元に向かい、


そして、其処から電車に乗って、目的地である十三に向かうこととなった。



我が家から車に乗り込み、BUMPの地元へと向かう。


時間は午後4時。


集合時間は午後6時。




なんとも微妙な時間である(爆)




「果たして間に合うのであろうか?」


そんな不安が、俺には有った。


そんな俺の不安は、見事に適中した・・・。




道、渋滞してるじゃん!!




BUMP宅へと向かう途中、今回の花火の企画者の一人である、S田へとメールをした。




「一時間程、遅れるかも…」




と・・・。


さて、車の中では、いつもどおり


Dragon・Ashの『FANTASISTA』


が流れ、全員のテンションは否が応にも上がりつつあったわけで(笑)




BUMP宅に到着後、車を止め、最寄の駅へと歩いて向かう。


夕方の日差しが、俺達を突き刺す。


汗を流しながら、駅へと向かっていたのだが、なんだか周囲が騒がしい。


上空には、ヘリコプターが飛びまわっている。


「なんやろ?」


「なんか事件かな?」


「テロでもあったんちゃう?(笑)」


そんなバカな会話をしつつ駅へと向かっていた俺に、一本の電話が掛かって来た。


S田である。


「今、何処??」


「今、BUMPの地元の駅に向かってる所。あと1時間ぐらいで行けると思うわ。」


「そうなんや。じゃあ、私達ファミレスで時間潰しとくわ!」


「おお、ごめんな。俺も企画者やのに(笑)」


「いいよいいよ。んじゃあ、また後で。」


電話を切った俺の目に、なんだか人だかりの出来ている場所が見えた。


GOが、


「やっぱり、なんか事件でもあったんちゃうん??」


「・・・ほんまやな・・。」


そんな時、またS田から電話が掛かって来た。





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「な、何ぃぃぃぃぃぃっ!!!!」




「来れるの??」


「・・・なんとか頑張って行くけど、かなり遅刻することになるかも知れん・・・。」


「わかったぁ。気を付けて来てな?」


「・・・了解・・・。」


そんな驚愕の事実を知らされた我々の目に、追い討ちを掛けるような光景が・・・。







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「・・・・・。」


しばし無言の3人(笑)


とりあえず、駅へと向かって、電車はいつ復旧するのか駅員さんに聞くことにした。


駅員さんは、我々の予想したとおりの発言をしてくれた。




「復旧の目処は立っていません。」




「やっぱり・・・。」


まさに、八方塞がり・・・。


しかし、俺達は立ち止まっているわけにはいかない・・・。


俺達を待ってくれている仲間達がいる・・・。(多分)


その後、俺達はバスに乗り京阪守口市駅へと向かう。


しかしバスに乗っている途中で


GOが


「地下鉄から梅田に出られるんちゃう?」


と言うことに気付いた。


てなわけで地下鉄大日駅(谷町線)で降り、東梅田までの切符を買ったのだが、


途中、車内アナウンスで、阪急に乗り換える事が出来る事が判明した。


そこから阪急淡路駅で乗換え、目的地である阪急十三駅に着くことが出来た。


時間は、午後8時・・・。


俺達は2時間の遅刻で、目的地へと到着することが出来た・・・。


長い2時間だった・・・。




俺達が、目的地に到着した後、みんなで花火をした。


すでに俺、BUMP、GOは、十三に着いた段階で、かなりの疲労があったのだが(笑)


仲間達の笑顔が、それを癒してくれたような気がした。


学生生活最後の夏休み。


俺達は、この夏の日を忘れることは無いだろう・・・。




<エンディングテーマ 『夏の思い出』(By.ケツメイシ)>


夏の思い出 手をつないで 歩いた海岸線


車へ乗り込んで 向かったあの夏の日


なんて思い出して 感じるこの季節が


来るたび思い出してる 思い出せる




終わりはかない 夏は待たない


だが夏へのこの思いはやまない


辛すぎる暑さ 思い出すはずさ


遥か いやまた待ったら夏だ


夏から秋って だったら何?


夏物語を待つものばかり


思い出せる? 思いかげる間もなく


俺らまた夏に会える














































































こんな感じで、




キレイに終わるのも




たまにはありでしょ?(笑)