
MAXIMUM ★ OVERDRIVE
FAKE
MAIL
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| 2003年06月27日(金) ■ |
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| 第119話「L・Ms / PHASE.20 『BELOVED #13 いつか−� 檗戞� |
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いつか、貴女は言ってたよね?
「愛するなら、その人の全てを愛したい。」
「サヨナラする時、その人の事を、心から好きだったと思えるような恋がしたい。」
と・・・。
Laugh・Makers/PHASE.20
『BELOVED #13 いつか−� 檗�
2001年12月半ば。
街はもう、クリスマスムード一色。
俺は、未だにカナと麻衣の間で揺れていた。
カナのことが好きだが、麻衣のことも気になる。
一人思い悩む。
少し自分のことが嫌いになった。
悩んだ末に俺が出した決断は、カナのことを好きでい続けることだった。
ただの強がりだと言えばそれまでだった。
カナをもう一度、俺の方へと振り向かせようと躍起になっていたのかも知れない。
でも、それが自分に取って結論のような物だった。
自分のことを「何様だ」と思う。
でも、アノ頃はそれが最良の結論だと思ってた。
その頃から、マイと一定の距離を保って接するようになった。
マイに、メールもあまりしなくなった。
そんなある日のことだ。
12月22日、俺の誕生日。
バイトが終わり、自分のロッカーで着替えをしようと、ロッカーを開いた時だ。
見慣れないピンクの紙で包まれた『何か』があった。
FAKE:「ん?なんやろ?」
俺は、包み紙を開き、中身を確認した。
其処には、黒いマフラーと黒い手袋、そして一通の手紙が入っていた。
カナからの誕生日プレゼントだった。
For.FAKE
誕生日おめでとう!
20歳やね。
警察に捕まったら、新聞に名前載るよ(笑)
しょーもない物やけどあげる。
手編みやで←嘘やけど。
カナより。
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俺は、その手紙を見て、一人「フッ」っと笑った。
バイトの後輩:「何笑ってるんですか??」
FAKE:「なんでもないわ!!(汗)」
『Happy Birthday!!』
と書かれたケーキの形をした便箋。
俺は、それを未だに捨てられずにいる。
自分の部屋の机を開けば、いつでも目に入る。
その手紙を捨てられないのは未練からなのか、何なのか解らない。
ただ、思い出に縋りたいだけなのかも知れない。
その日の帰り道。
俺はカナに電話をした。
FAKE:「もしもし?プレゼントありがとう。今、マフラー巻いてみた。」
カナ:「喜んでくれた?良かった♪」
FAKE:「誕生日覚えててくれたんや。」
カナ:「・・・うん。FAKE君は、私の誕生日に何もくれへんかったけどな(笑)」
FAKE:「Σ( ̄□ ̄;)!!?・・・忘れてたわけじゃないのよ・・・。」
カナ:「いいよいいよ(笑)言ってみただけ。」
寒さが深まる夜の街でも、カナの声を聞くだけで俺の周りだけが暖かくなった気がした。
カナ:「仕事の休憩時間潰して、いっぱいいっぱい考えて買ったんやから、大事にしてな。」
FAKE:「・・・おう・・・。」
TURN TO THE NEXT―――――→PHASE.21
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今日から『Laugh・Makers』のタイトルを略して『L・Ms』に変えました。
理由は「長いから」です(笑)
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