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   初老 @2005年03月20日(日)


みなさんは、「初老」と言うと何歳くらいからだと思われますか?
60代? 50代? 

あたしも50代後半くらいからが初老だと思ってました。

が、実際は違うらしいんです!!
辞書などには、初老の年代は
40歳からと記されているそうなんですよ!!

もうビックリ。

だったらあたしらもう四捨五入したら初老やん!!
初老なりかけやん!!

今日はそんな初老なりかけトリオで
村上の人形さままつりに行ってきますた。
(説明しよう。
 村上の人形さままつりとは、
 村上の町の商店街や旅館の中に、
 そこのおうちが所蔵する江戸時代や明治時代の雛人形を展示し、
 街全体を人形さまの展示場にして、街の活性化を図ろうという
 非常にいかした催しであーる。
 秋には同じ趣旨で「屏風まつり」というものが開催されるのであーる。)


本日のキーワードは、何につけても「初老」。
先回の村上の旅のキーワードは「胸毛」でした。
まさか「胸毛」から一気に「初老」に飛ぶとは
さしものあたしも予想だにしておりませなんだ。
どんな出世魚でも、こんな出世の仕方はしませんよ〜。
だいたい「胸毛」「おばちゃん」「更年期」と来て、
最後のあたりで「初老」という順番だと思っていました。
四捨五入したらすでに「初老」…、という事実に気づいた瞬間、
一気に老け込んでしまった気分ですた。
40歳っつったらまだ働き盛りやん!
人生50年と言われてた頃の見積もりだろ!!
今なんか40歳で成人式だろ!!
ピンピンしとるがな!!
などと、老いの字を向こうへ追いやろうとすればするほど、
勢い余って跳ね返ってくるような気がします。
もういいです。
初老なりかけでいいです。

村上には何度も行ってるけど、
人形さままつりには初めて行きました。
村上市内の中学生が、お休み返上で各展示場で説明をしてくれたり、
街角に立って「こんにちは〜!」と声をかけてくれたりして、
ものすごくいい若者たちのパワーがたくさんありますた。
いい街だなぁ、ほんとに。
「こんにちは〜!」と元気よく言われるたびに、
こちらも元気よく「こんにちは〜!」とこたえたかったのですが、
最近、体が省エネ体勢に入っており、
元気よくこたえることができませんですた。
ごめんよ、ちゅうがくせいたち。

で、数々あるお宅のうち、とある一件にお邪魔した時、
そこにいた中学生がものすごく上手に説明をしてくれて、
そこに展示されていた土人形を実際に触らせてくれました。
意外と軽くて、壊れやすい人形さまが、
こんな風に今も残ってるなんてすげぇと思いました。
で、彼はそれをあたしに持たせてくれた後
「ほんとは触らせちゃいけないんです」
と言いました。おいおい。
でも、ものすごく説明のうまい子で、
とても利発そうな感じでした。
あたしの知ってる生徒に激似で、
その子の面影とだぶりました。
あの子はこんなに上手に説明が出来るんだろうか??
説明してくれた彼は、他の子達のように友達と一緒に説明するでもなく
1人で任務を遂行していました。
えらいなぁ。
中学生くらいの年代って、何かっちゃぁつるみたがる年頃だけど、
あの年代からたった1人で仕事をきちんとこなせる彼は、
なかなか見所があると思いました。
がんばれ、彼!
胸につけられていた名札を見ました。
とてもよい名前の彼でした。
歩くん。キミの末来に幸あれ。

で、肝心要の主役の人形さまたち。
昔の物になればなるほど、仕事が細かいんですねぇ。
ビックリでした。
今のお雛様についてくる調度品って、単なるお飾りだけども、
昔のお雛様についてくる調度品は本当にリアルだった。
調度品である牛車の牛が、
きちんと自分の仕事を果たしている動きが表現されていてビックリ。
今のは、ただ牛がそこにいるって感じだったけど、
昔のは、車を引っ張ろうとして牛が足を踏ん張って、
顔を下に向けていた。動きがあった。
いい仕事してますよ、ほんと。

それから、結構楽しみにしているのは
山葡萄のカバンをぶら下げている骨董や布などを扱ってるお店の
お父さんに会うこと。
今回も遭遇できました。
見つけた瞬間嬉しくなって
「お父さんのカバン、また一段といい味になってますねぇ」
と声をかけてしまった。
「もう3年モノですよ」
いたずらっぽい目でお父さんは語る。
「前にここに来た時も、
 お父さんがかけていたカバンを見せていただいたんですよ」
「あぁ、そうですか、これは私のトレードマークですからね」
「今日またお父さんにお会いできて嬉しいです」
な〜んて会話を交わしながら、店内を物色。

別なお兄さんから福助話の由来も聞いたりして、
かなりトリビアが増えた1日でありました。

ウマウマの村上牛の炭焼きも食べて、
目を細めっぱなし。
やらかくてうまいんだよ〜っっ。
これから空腹時に思い出す食べ物ベスト5にランクインするかもしれない。


帰りの車の中でも、笑える話連発で
ひぃぃ助けてくれ〜っって感じですた。
しかし、その内容を少しも覚えていない自分が悔しい。
ただ笑っていた記憶だけだ。
それはそれで、しあわせなことだと言えよう。

またうまいもん食いにいきましょうや。
我々初老なりかけ世代。
手に手を取り合って、楽しみながら人生を行きましょうや〜。

今度、会津の斉藤一の墓参りに連れていってけでせい〜。


**********


うちの方の雪は、もうすっかり溶けて、
春はもうすぐそこって感じなのに、
二王子のあたりにはまだまだ雪がたんまりあった。
ニンゲンの身長よりも積もってた。
あんなに積もった雪を、久々に見た。
車で一時間ちょっと行っただけで、こんなにも景色が違うのかぁ。
でも、そこからまた一時間ちょっと北上して
村上に向かうにつれて雪の姿は消えていった。
二王子の春はまだ遠し…。
もうしばし待て…。


うまいきんつばを買うために立ち寄った関川村にある
日本一のアーチ橋の上から見下ろす景色は絶景でありました。
太陽の光をキラキラと反射した川の色と、周囲を埋め尽くす雪の白。
きれかった〜。ほんまにきれかった〜。
冬真っ盛りの時に、あそこから写真撮ったらいいだろうなぁ。


**********


村上の旅につきものの「匂いで人を殺せる餃子」は、
お店が定休日だったため、今回はナシ。
んーっ、残念っ!!
次回、必ず必ず入手します。
六十個確実。


あぁ、だめだ、もう限界だ、ねむい…。
寝るぽ。




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