『宮崎学の文章道場!』,『檸檬屋新宿』

 久し振りに隅々まで掃除。課題を提出しているので気分がいい。道場が楽しみ。

 先週電脳キツネ目組Kさんは新宿駅からグランカフェ・ピクチャーズまでバスで40分かかったと言っていた。
今回の文章道場は資料が大量にあるので、早めに行ってコピーをとらなければならない。
今日のバスは20分かかった。直ぐにコピーを始めるが、開始時刻18:00になってしまう。

 今回私たちは「警察の文化」を課題で書いたが、宮崎さんの東京新聞「本音のコラム」はイラクの日本人殺害事件に差し替えられた。その経緯と過程のお話。

受講生の文章は「皆堅いな」と宮崎さん。私の「警察を利用する」については「警察に頼らない文化」という言葉をもう少しひねりようがあるのでは、とのこと。

「後出しジャンケンですが『大統領と児童会長』にもコメント頂けないでしょうか」と聞いたら
「締切を守らないものはボツ!」
悲しい。しかし締切と字数は最低限の問題なので、当然のことだ。

終了後、『宮崎学.com』のゾロメ賞について検討。まだ公式に発表されていないので書けないが、「え?そんなの、いいの?」と驚いているうちに決定。「どうだ?」と宮崎さん。
はあ。私が参加したイベントもこんな風に決まったのか?
「じゃ、10万もらっとくか」みたいな?うーん、シブイ。

 宮崎さんが「ところで住枝は生きてるのか」と言うので「10月は客0の日が6日、Yさん一人の日が4日あったとか、住枝さんがダウンしたとか聞いてます」と報告。様子を見に行くことになる。

なんと本日の『檸檬屋新宿』は満席。「帰るか」と宮崎さん。定番メニュー常夜鍋とおでん。

宮崎さんの早食いの話。小さい頃から大勢でご飯を食べていたから、ということではない。
「せっかちなんだな。うまいものをガツガツ食うのが好きなんだ」。ああ男らしい。

バックパッカーについて質問。宮崎さんは「バックパッカーは訪ねる国を見下している。『見てやろう』という視線だ」と言う。
否定はできないと思った。「違和感を感じていたんですよ」と私。
「バックパッカーの友達に?」
「友達の言ってることに」
私は友達の行動を否定することは出来ないし、友達は「見下してなんかいない」と言うだろうが、今度話してみたい。

他いろいろな話をして宮崎さんは先に帰る。帰り際お腹に宮崎さんのパンチを喰らった常連Yさんは私に「なんで?なんで?」と聞く。お別れの挨拶じゃないのか?

財政難の『宮崎学.com』について。「手数料くれるならバッヂの販売作業やる」と言ったら
「なんで自分の儲け話にするんだよ」「前はボランティアでやってたんだよ」と皆。
「儲けたいわけじゃないけど、タダでやるのは嫌」って私、がめついか?間違ってる?

「本出して組の資金にするのは?お金かかるけど」とNANIOさん。
「出版社から出せばいいじゃん」と私。
「インディーズでやるんだよ」
「えー、なんだかなあ」
遊びと、ボランティアと、仕事と、それぞれに対して考え方はいろいろだと思うが、編集などしっかりやるなら私はボランティアは嫌だ。
遊びで編集作業をする余裕は今の私にはない。

そこは大学時代プロデュース研究会だった経験を活かしてるNANIOさんと、アルバイトならお金がもらえるのになんでサークルの先輩ごときにこき使われてグジャグジャ文句言われなきゃいけないんだよ、とプロデュース研究会をやめてしまった私の違いかもしれない。

文章道場は「書くことは金にしなきゃ意味がない」って話で始まってるのに、キツネ目組のために、というのがどうも違うような。
NANIOさんが企画書を書く、とのことなのでまた考えよう。
でも元気でやる気満々のNANIOさんを見るのは楽しい。嬉しい。
皆がボランティアでやる、ってことになったら私も仲間に入れて、とか言ってしまいそう。日本人だね。
2004年11月06日(土)

抱茎亭日乗 / エムサク

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