| 『impulsion grandi』,『EX'REALM』,映画『白いカラス』 |
朝起きて富永裕美、一条ゆかりの漫画を読む。好きだったのになあ。 何故私たちは今漫画を読まないのだろう。 皆高校ぐらいまでは読んでいたが、今漫画を読む友達はほとんどいないし、話題にならない。 そこを狙ってみるか。同世代にもう一度漫画を読ませるのだ。できるかな?
母に洋服やら食料品やらいろいろもらって、車で駅まで送ってもらって帰る。 結局出版企画には余り協力したくない、よくわからないから、と言われる。
ラフォーレ原宿に入っている『impulsion grandi』が閉店するという。 この店でジョン・ガリアーノを何着か買った。閉店セールとのことで、見に行く。
サイズが合わないけど下着を購入。上下で45,500円が3割引。 下着としては余りに高いけれど、ジョン・ガリアーノの下着は単なる下着にあらず、ってことで。
ハラコのミニスカート40数万円は半額。素晴らしい!頬ずりしたくなるが、とても買えない。 『ご近所』のMさん登場。 「これいいと思いません?」 「いいね」 「幾らだと思う?」 「高そうだね。1万円ぐらい?」 値札を見せると「え?!」と言って何度もゼロの数を数えていた。
お友達のバンド『ナインアンダー』のギタリスト朋君が働いているカフェ『EX’REALM』。 朋君お勧めのアサリのワイン蒸しと、生春巻きを頂く。美味しい。
Mさんとは映画を見る約束をしていた。 『マディソン郡の橋』好きなMさんと映画の好みが一致するわけはなく、意見が分かれる。 私は『21グラム』を提案。 Mさんは「『白いカラス』も見たいけど、一番見たいのは『デイ・アフター・トゥモロー』です。たぶん真理さんは見てしまいましたよね」。 私「『白いカラス』は友人が絶賛していました。『デイ・アフター・トゥモロー』は別の友達がつまらないって言ってました」 Mさん「映画代は私が出すので、日本政府も推奨しているほど信憑性の高いらしい『デイ・アフター・トゥモロー』にしませんか」 私「『デイ・アフター・トゥモロー』はタダでも見たくない、お金をもらってもできれば避けたいぐらいです。が、Mさんがどうしてもと言うなら付き合います。私は押しの強い人に弱いんです。あはは。つまらなかったら一杯ご馳走して下さい」 ここまで嫌がってるのに無理矢理付き合わさせる人はそういないはず。
私は今朝母にもらった白いアンサンブルを着ていた。 「せっかく白い服を着て来たし、『白いカラス』にしましょう」とわけのわからない決め方をする。
といいながら「私鳥が苦手なんですが大丈夫でしょうか」。 Mさん「本物の鳥はそんなに出てこないのではないかな。『羊たちの沈黙』に羊は出てこなかったですよね」 そっか!
これが甘かった。非常に重要なシーンで真っ黒なカラスのどアップが続く。 ニコールキッドマンがしゃべっているのに映っているのはカラスで、字幕を見なくちゃ何言ってるのかわからないから薄目を開けてみたり、指で画面を隠してみたり、難儀した。
いい映画だと思うが、見終わって印象に残っているのが「カラスに困ったこと」なのは悲しい。 Mさんは「よくわからなかった」と言っていた。 私が一杯ご馳走しなくちゃいけなかったかもしれないが、Mさんは明日の朝が早いとかで、映画終了後直ぐ帰る。
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2004年06月27日(日)
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