ファイルメーカー講座,コミック原作講座,『ぼるが』,『大黒屋』

 コミック原作講座の宿題は「映画『CHARON(カロン)』を漫画化する場合の冒頭7ページの原稿を書く」。出掛ける時間までに終わらない。

同僚のAさんと、校正者事務所のSさん宅でファイルメーカーのレクチャーを受ける、…つもりがSさんの仕事も立て込んでいて、「適当にいじってみて」とのこと。
奥様がマニュアルと首っ引きで教えて下さる。

Sさん宅は引越ししたばかりで、ダンボールも片付いていない中、猫もいて、赤ちゃんもいる。
だいたいの仕組みを思い出して、プリントアウトとエクセルのデータに変換する方法などさらっとやって、私は失礼する。

 家に戻ってコミック原作講座の宿題の続き。ギリギリに出来上がってプリントアウト。
…と思ったら2枚目がかすれて読めない。あああ、やり直し。ひえー、インク切れだよ。

遅刻したくないのでもう出掛ける。
バスが満員で前の人が見送ってしまい、私も乗り損ねる。クソ!
山手線は事故で遅れているらしい。
既に電車が入ってきている埼京線ホームに走る。駆け込み乗車。
新宿駅からいつもはバスだが、タクシー。

19:04着、雑談中だった。しかしこの雑談が滅茶苦茶面白いのだ。ああもう。
今日の本題は非常に実践的な話、というか実際ある企画にデヴュー作として挑戦してみないか、という提案。

私には無理そうな世界の話だ。受講生のうち半分が書いてみたい、と手を挙げる。
他の受講生は歴史や、格闘技や、宗教の話なんかもすらすらしていて、私は「もっとコミカルな、面白おかしいパワー溢れる作品にしたらどうでしょう」などと言ってしまい、全く見当外れだったみたい。

終了後、先週講師の志波秀宇さんに聞こうと思っていたことを相談。
「昔からの知り合いで、ものすごくエキセントリックでコミュニケーション能力に問題ありのアーティストがいます。何かとつっかかってきて、電話もメールも意味不明で支離滅裂なんですが、キャラクター観察するべきでしょうか?それともストーカーとは付き合わない方がいいですか?」
「あ、それはね、例えば編集者はいろんな付き合いがある。麻薬や裏社会について取材することもある。でも自分がやったら作品が出せなくなります。
殺人者とつきあってもいいけど、自分が殺人をしてはいけない。常識の範囲内でやって下さい」

 電脳キツネ目組のN君と待ち合わせている西新宿5丁目駅近くの店に向かう。
N君は迷ってしまったらしい。よく聞いてみると彼は新宿西口駅にいた。
この辺は本当にわかりにくい。丸の内線には西新宿という駅もある。

漸く落ち合って『ぼるが』。コミック原作講座について。
N君は『子連れ狼』の原作者の講座に通っている。というわけで情報交換会。
N君の講座は40回40万円、受講生は80人ぐらいいるらしい。すごい。

(た)ちゃんとのことについて。「面白くないですよ。無視した方がいい」とN君。
「でも面白い、って言う人もいるんだよね。日記のアクセスもすごいよ」と私。
「関係ないと思いますよ。ずーっと更新してなかったのが一気にアップしたからじゃないですか」

今度の仕事の同僚Aさんについて。「その人の方がよっぽどキャラが立ってますよ」とN君。
「そう、面白いよね」

 2軒目、『大黒屋』。宮崎学さんについて。ファイルメーカーについて。他いろいろ。

 終電を逃したN君と新宿駅で別れて帰る。テレビ屋さんから着信あり。
「宮崎さんといたんだよねー、来ないかと思ってさ」
「えー!今はもういないですよね」
「いないよ。俺も家だよ」
ふえーん、失敗。N君と、今日宮崎さんがいた店にしようか、という話もしていたのに!
2004年06月24日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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