(た)ちゃん

 帰ったら眠くなくなって、昨夜録画した『冬のソナタ』を見て、ご近所さんにメール。

 (た)ちゃんからの何度目かの電話に出る。
「ある人から警告があったんだけどね」
「ふーん」
「仕事って何やってるの?」
「いろいろ。何で?」
「心配で。何やってるの?」
「いろいろです」
「風俗?」
「…」
「風俗なの?言えないような事?」
「何が言いたいのよ、何の用?」
「日記に出てくる『文豪』って誰?」
「自分でネットで調べたら?」
「書いたあなたに聞くのが一番早いでしょ」
「調べてみてよ。何なの?質問事項がいっぱいあるわけ?」
「彼氏は嫌がってると思うよ。会いたくないんだよ」
「直接話しますから。誰が言ったのかわけわかんない伝言で、間に入ってもらう必要ありません。大きなお世話です」
「精神の病気だね。大丈夫?」
「そちらこそ!もう眠いから切りますよ」
「私の彼氏、紹介して欲しい?」
「結構です。切るよ」

やっぱりこれ以上観察しなくてもいいや。
その後聞いてしまった(た)ちゃんからの留守電メッセージはそのままお返ししよう。
「最低真理ちゃん、あなたに興味はないの」

 昼に寝て夕方起きて、たまった日記を片付ける。
2004年06月20日(日)

抱茎亭日乗 / エムサク

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