| 絶交?,母 vs 住枝さん |
留守電にメッセージを残しても緑さんから電話が来ないので不安になる。 こうして絶交されたことが何回かあるから。
ロンドン時代の友人Mに「何か聞いてる?」と電話。 「緑さんは『関係を切りたくない、話したい』って言ってたよ。忙しいだけじゃん?」 「緑さんは実はいろいろなことをものすごく深いところまで考えている。 深いところで考えたことを言葉にして引っ張り出すのが下手くそ。 こちらで手繰り寄せて、急がず聞いてあげるとああそういうことが言いたかったのね、と わかる。すごく時間がかかる。怒っちゃう人もいるし、耐えられない人もいる」
というMの言葉を聞いて何かが変わった。 22日以降ずっと感じていたザワザワがすうっと消えたような。 これで緑さんと話したらまたザワザワするのだろうけれど。
高橋玄監督とメール往復。
> 真理ちゃんは、彼女(緑さん)が人によって態度を変えないというけど、そうかなあ・・・ > そうだとしても、それは純粋だとかいえる年齢じゃないと思うね。「ブス」とか平気 > でいう子供じゃないんだから。
「緑さんは年齢を人に聞かれても答えないです。子供でもいいと私は思います。 危険だし損もするだろうけれど、『大人になれ』とは言いたくない。 多分言っても出来ないです。」
> 自立した人間ならば、相手に対して態度が変わる事はむしろ当然で、問題はそれ自体 > ではなく、それに無自覚なことだと思うね。
「無自覚に誰に対しても同じ態度で、だけど人にどう思われるかは気にする、 そして気にするポイントが人とずれまくってるところが問題なような気がします。 そこが面白いんですけど。」
> 真理ちゃんの意見は、なんだか宗教の信者的に思える。それが悪いわけじゃないけど > ね。
「宗教の信者的?ごめんなさい、わかりません。 緑さんや玄さんを教祖様に見立てているようだってこと?ではないですよね。 『好きだから』と無批判に受け入れている?わけでもないと思います。 信仰は持たないので宗教の信者の気持ちは理解できません。」
> 君のそういうところが、無自覚な人間に「居心地のよさ」を与えてしまうんじゃない > かな・・・
「うーん、自分のこととなるとやっぱりわからないのだろうか。 ずばりと言ってください。怖いけど、面白い。」
> 作家になるのなら、熱さと同時に冷徹な人間判断ができないといけないと僕は思いま > すね。
「はい。そうですね。ぬるま湯の心地よさに浸っていた私ですので 人を冷徹に判断すると、返す刀で自分が凍えるのが怖いんだと思います。 でもやらなきゃ駄目ですね。」
「『まあ好き』の電話以降緑さんから連絡が来なくなりました。 絶交されたかな?その程度の間だったということなのだろうか。
去っていくのはいいのですが、『何で?』って聞いたら理由を教えて欲しいです。 去っていく方もその方がすっきりしないですかねえ?」
と書いたら緑さんから電話があった。忙しかったらしい。 個展前の超多忙な時でも電話をくれたじゃないか、と思うが、まあいい。
母がT叔父さんを連れて初めて檸檬屋新宿に来る。宮崎学さんもいたので紹介する。
本日もイタリアンの夕べ。 洗う手間を省くために紙皿を出したら、母に 「なによこれ、いやねえ、こんなの」と言われる。
住枝さんが来て挨拶。ソンコマージュさんの演奏を聞いて帰る。 通りまで送っていく。「大丈夫なの?発展性はあるのかしら」と母。 「この場所なら大丈夫だろう」とT叔父さん。
店に戻ると住枝さんが 「心配してたな。でもちゃんと説明したから、これ以上心配するようだったら お前のせいや」。 「いや、私じゃなくてお店のこと心配してた」。
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2002年04月29日(月)
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