出来たかな |
今日こそは税務署へ、という決心で起きる。 しかしまた出直すのは嫌なので電話で確認してからにする。
会計ソフトのサポートセンターに電話。 「『事業主借』は個人事業の科目です。 法人の場合現金がマイナスなることはあり得ません」 そうなのか。でも税務署の人はマイナスの並んだ元帳を見ても何も言わなかったけど?
サポートセンター:「創立費と開業費を損金に上げるのですか?」 私:「上げる?税務署の人は『損金で落とせる』と言っていたのですが」 サポートセンター:「落とす?科目は何にするんですか?」 私:「わかりません。それを教えてもらおうと思って電話しているんですが」 サポートセンター:「税務署に聞いて下さい」 ♪上がってんのー?下がってんのー?みんなはっきりいっとけー、ってな感じ。
税務相談室に電話。 「科目は『創立費償却』と『開業費償却』にして、別表16-5を出して下さい」 別表はいっぱいあるのだが16-5は手元に無い。 先日税務署に行ったとき、そんな話は聞かなかった。何か違う。
やはりあの早口の職員にもう一度聞くしかない。 「4月1日のお昼休みの時間帯に窓口で対応してくれた、 背が高くなくて痩せている眼鏡をかけた女性をお願いします」 と言ったら直ぐわかった様子。
私の事は覚えていてくれて、パソコンの減価償却について またしてもメモも取れない速さで一気に説明してくれる。 私:「それはこういうふうにすればいいのですか?」 職員:「そうではなくてこうこうこうこうこうこうこうです」 私:「えっと、まず、こう。そしてこう?」 職員:「はい、そうするとこうなってこうなってこうなる。 それをこうしてこうしてこうして下さい」 うう、難しい。とりあえず電話を切ってやってみる。 なんとかこんな感じでどう?と言えるような表ができた。
もう一回電話してもう一つの疑問点 「創立費と開業費は特損で落とすのですか?」 「いえ、決算表には出てこない費用に横滑りさせて下さい」 上げるでもなく落とすでもなく、横滑り?なんのこっちゃ? 電話を切って暫く考える。ああ、わかった。 わかったけど何でこれを「横滑り」と言うんだ?
漸く決算書が出来上がるが18時を過ぎていた。別表は明日、税務署で記入しよう。 しかし売上があったり、従業員がいたり、物を作ったり売ったりする場合は もっともっと面倒臭い作業になる。 それに比べたら2か月分だし全然楽なはずなのに、1週間もかかってしまった。
|
2002年04月04日(木)
|
|