緑熱,激論「三浦和義」,決算お勉強

緑さんと連絡が取れなくて、どうしたかなと思ったら風邪で寝込んでいたらしい。
我が家で「風邪予防に」と飲んだ梅肉エキスは効かなかったか。
熱は少し下がったそうだが、まだかなりきつそう。

ある人に「三浦和義さんと少しお話しました」とメールに書いたら、
心配してくれたのか、次のような返信が来た。

> 社会の中で自分の人生や立場を成り立たせる為には三つの方法と云うか生き方が
> 在る。
> 1.真に自律して大地に根を張る如く自分の能力と智恵で生き、常に独創と進歩前
> 進進化する心と姿勢をやがて来る死まで持ち続けそれを貫く生き方。こう云うヤ
> ツは必ず周りを幸せにするしまたそうなる。つまり俗に云う徳とゆうモノが積ま
> れていくのである。
> 2.は自分を中心にして前や上を行くヤツの足を引っぱる。
> 3.は自分の立場を守る為に出る杭を打つヤツ。
> 2.3.の人間は在るようで無い主体性を中心に置き、周りに在る数々の要素を利用
> するヤツ。
>
> 気になったら許して下さい。
> もう過去の出来事で忘れかけていたが、条件反射で三浦和義氏の名が出ると直ぐ
> に以下のような思いになる。
> 彼はつまり、他人を利用して自分を成り立たせる2.3.タイプの人間である。こう
> 云うヤツは一見頭が良さそう(悪智恵)で華々しくて魅力的だ。若くて元気な時は
> 良い、しかし、晩節から死に至る時期はその皺寄せが必ず来る。こう云うヤツは
> 家庭は持たぬ方が良い。周りがいずれ不幸な思いをする。金廻りが良い内は問題
> 無いが、万一逆廻りになったら危ない。だがそれでもそんな事以上に彼の魅力に
> 惚れたり今が良ければそれで良いとするならば余分なおせっかいになるが。
> 人、各々いろんな生き方があるので彼のそれはそれで良い。

(中略)

> 三浦和義氏は真理さんが感心するくらいだからかなりの「まめ」らしいね。小生
> はその「まめ」をもっとまともな方向に向けたらどうだ、と言いたい。
> 狛江市に、既に鬼籍に入ってしまったが学生時代とラグビーの尊敬する大先輩が
> 居られた。その先輩が、ロス疑惑報道中のTV.画面の三浦和義氏に向かってパン
> チを食らわせた姿を今でも鮮明に思い出す。
> 当時、小生も含めて娘を持ち育てている同じ親にとっては、こんな男に利用さ
> れて殺されたんではたまったものではないなと。多分小生の彼に対する思いと同
> じだったのだろう。
> 小生のみでなくある世代の日本の男は結構彼の半生を他山の石として参考にはし
> ていると思うよ。

私の反論。

「仰りたいことはよくわかります。三浦さんは相当胡散臭い人に見えます(失礼!)。
それは疑惑当時の派手な生活とナンパな印象、育ち、キャラクターから来るものでしょう。
だけど、当時から彼には興味を持って見ていますが、
私は三浦さんの生き方は1タイプだと思います。

当時のテレビ報道を見て殴りたくなるのは当然かもしれませんが、
三浦さんは殺してないです。2審は無罪です。
仮に最高裁で有罪になったりしたら、
この国の司法制度は完全に狂っているということでしょう。

三浦さんは疑惑の最中に入籍した良枝さんと、
拘留中の弁護士人選問題の行き違いで最高裁まで争って離婚したのに
殴打事件の収監前に再婚しています。今お二人は幸せそうですよ。

三浦さんの周囲の人間関係がバラバラになったとしても、
それはマスコミの影響が大じゃないでしょうか。

私は三浦さんと、松本サリン事件で犯人扱いされた河野さんと、
何が違うのかといえば時代とキャラクターだと思います。

河野さんがサリン事件の犯人じゃないとわかった時にマスコミは一斉に謝りました。
あれは三浦さんの時の反省が多少あったからだと思います。
三浦さんのときは裁判で判決が出るまで『放送流し放題、やりたい放題、書きっぱなし』。

河野さんは非常に冷静な、実直な、地味な印象があります。
妻を看病する様は涙を誘います。
三浦さんも妻を看病していましたが、何かと派手なんですよ。
ヘリコプター飛ばしちゃったり。
ですが二人の受けた報道被害、マスコミへの怒りは同じだと思います。
歯止めが全く無かった分、三浦さんの方がきつかったと思います。

彼は『当時の報道で"三浦は犯人じゃない"と思う人の方がおかしい』と
自分で言っています。それほど全ての報道が『三浦=真っ黒説』でした。

その後裁判が進むにつれて冷静な報道をするところも出て来ましたが
その扱いは疑惑当時の数%ではないでしょうか。
私は結構興味を持って見ていましたが、無罪判決が出ていることや
マスコミとの名誉毀損裁判で8割方勝っていることなど、あまり知られていませんよね。

彼が輸入業で成功していたのはその『まめ』さからだと思いますし、
一美さん、良枝さんという素敵なパートナーを得られたのも『まめ』だから。
マスコミへの抗議、刑務所の待遇改善など一つ一つ闘って勝ち得ているのも
『まめ』な人だからできるんじゃないでしょうか。

私は三浦さん個人については本を読んだりちょっと話しただけで、
本当のところはどういう人なのかよくわかりません。

ただ、彼のやってきたこと、半生は私たちに教えてくれるものがとても多いです。
これからも闘う三浦さんに注目していきたいです。」

私にとっては意外だが、未だに三浦さんが犯人だと思っている人は多いのだろうか。
報道被害の名誉回復は本当に大変だ。

「SOHO&個人事業者の『決算・税務』のやり方」という本を読み、
付録の「弥生会計」のトライアル版CD-ROMを使って勉強。一人で全部できるかな。
2002年02月19日(火)

抱茎亭日乗 / エムサク

My追加