夢を見た。 目を覚ました時、現実との落差で自分が今何処にいるのか しばらく理解出来なかった。 目の前の白い壁を漠然と見つめながら、意識をゆっくりと噛み砕く。 結局状況は何も変わっていないし、何故か期待している自分に嫌気がさす。
子供のように泣き崩れられたなら、今より楽かも知れない。 だけどここは、泣き崩れるには少し混沌とし過ぎている。
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夜が去り、朝の音が聴こえて、眩暈がする。
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