おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざ
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2007年05月29日(火) 『ベネディクトアンダーソン・グローバリズムを語る』読了

もはや古典の風格のある『想像の共同体』。ナショナリズム・民族を創造の産物と捕らえた画期的な書であった。
 同書の入門書としていいのではないかと購入。
 残念ながら入門書としての価値は低い。『想像〜』の読了後でないとこの本の議論はわかりにくいであろう。アンダーソンの肉声が聞ける勝ちは多いのだが。
 ところでアンダーソンの発言の中、現代文化や現代人の分類として「おたく」という言葉が使われているのだが、これ、何を訳したもんだろう?
まさかアンダーソン自身がOTAKUといっていたのではあるまいな?


べっきぃ