おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざ
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ちょっとよそで小耳に挟んだんだけどあんまりおかしい話なんでここに書く。
若き日の桂朝丸(当時)が米朝師匠のお供で列車旅行していたときのこと。 検閲で無賃乗車とばれてしまった朝丸、ここはなんとしてもウケをとらなあかん、と思い(思うなよ)けつまくって「わしのうんちンはこれやー!」と車内にぼとぼと……。 車掌は血相変えて逃げ出したわけですが、さすがに米朝師匠に「ほんまにやったら洒落にならん」としかられたそうな。
この話のすごいところは、一見米朝師匠が常識人に見えるが公衆の面前でパンツ下ろしてけつ丸出しにするところまでは「洒落のうち」として容認している、という点にあると思うがどうか。 落語会では堅物といわれる桂一門の頂点にしてこれである。芸人はやはり怖いなあ。
べっきぃ
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