おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざ
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2006年01月11日(水) だめだこりゃ

 見てもいない映画についてとやかく言うのは反則である。
しかし10秒だけでその映画の本質的駄目ッぷりが見て取れることもある

 さっきTVで「男達の大和」のCMが流れていた。出征する兵士に奥さんらしい人が「貴方は大和にのって帰ってこないのですね」と泣きつくシーンだ。
 あのなあ、民間人は大和という船の存在もしらないっつうの。ほんで水兵がどの船に乗っているかも、どの方面に行くのかも軍機だっつうの。
 お涙ちょうだいがやりたかったら「あの人はいってしまった……どことも知れずに……」とか与えられて条件で悲劇性は描ける、通過描かねばならんのが脚本家の仕事だろうが。
 そもそも「男達」なんだから銃後の女を描く必要もなし。戦場で血を流す人間をリアルに描けばそこには立派な反戦思想が生まれる。俺は「戦場のはらわた」を反戦映画と思っております。絶対あの戦場には行きたくねえ。
 つうわけでとにかく入場料1800円は節約できたなこりゃ。


べっきぃ