おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざ
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2005年01月27日(木) ミュシャ展見学

 仕事が半ドンで終わったので、本日より開催のアルフォンス・ミュシャ展を見に上野にいく。
 その前に招待券を貰ってたので国立科学博物館の翡翠展へ。翡翠というのはあまり好きな色ではないのだが、縄文時代の翡翠加工技術には少々感心。石を穿孔するまでの技術があるのなら縄文時代はかなり分業化が進んでたと思う一方、現代の杜氏のように兼業ながらも高度な技術を持つ人々もいる。
 で、肝心のミュシャ展。期待通りの豪奢かつ繊細なミュシャの世界を堪能できる一方、初期の油絵などは初見。何だかクリムトの色使いを連想させる。
 ミュシャの出世作として知られるサラ・ヴェルナールのポスターも当然展示されているが、後のポスター画家ミュシャの作品としてはまじかでみると思ったよりも雑なことを発見。
 後半生の傑作・スラヴ叙事詩は当然来るはずもないが、その下絵や同時期にかかれたポスターも鑑賞。やはりいいものはいい。
 最後には図録の他にポスターを3点ほど購入。部屋にはりまくってミュシャ屋敷にする。やはり食玩のミュシャシリーズは買わねばならぬのか。


べっきぃ