おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざ
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| 2004年09月10日(金) |
北方版『水滸伝』14読了 |
体重相変わらず横ばい。朝食は豆腐と人参のサラダ・ポーチドエッグ・青汁入り無脂肪乳。昼食はいつもの虫だまし。夕食は蒸キャベツに納豆・ノンオイルシーチキンを混ぜ込んだもの・おからの炊いたん(煮汁はなすの炊いたんの再利用)。 さらに10kgの荷物を担いでウォーキング1時間に腕立て1時間。加えてコムティ(と称する水を詰めた一升瓶)の素振り100回と、コムティによる腹筋殴打50回。これで痩せてなければ怒るよ。(誰に) で、まあ本題 百八人の最後の1人・天究星・没羽箭(ぼつうせん)張清登場。とにかく挨拶代わりに石礫食らわしてくる。この人物はこれしか技が無いのでやらなきゃしょうがない。他にも小李広・花栄が弓使ったり、九紋竜・史進が棒振り回したり(ついでに玉も振り回しているが)とこのシリーズにしては珍しく各人が得意の武芸を使っている。
ところで、この水滸伝の特色の一つは花和尚・魯智深と黒旋風・李達のキャラ造詣だろう。 暴れ者ながらどこかひょうきんな魯智深を、海のように懐の深い豪傑たちの梁山泊への勧誘役に配し、宋江以外には飼い馴らせないで殺戮鬼である李達に貧しい母親を喜ばせるために料理が美味くなった、という特技を付け加えることにより人間味を持たせているのは好演出。
もはや本来の水滸伝の筋道からは全く離れた話になっているが、後3巻付き合うつもりです。
今日の一行知識。野村胡道作・銭形平次の投げ銭のアイデアは、水滸伝の登場人物・没羽箭張清の飛礫がヒントである。
べっきぃ
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