つんつん日記
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宮崎駿監督のアニメ映画『千と千尋(ちひろ)の神隠し』が昨年… …ベルリン映画祭で金熊賞を受けるなど…内外で大ヒットした。
主人公の少女・千尋は神隠しにあい…異界の湯屋で働くことになる。
そこには八百万(やおよろず)の神々が疲れを癒やしにくるのだが… …中には奇妙な神や妖怪もやってくる。
ヘドロまみれでひどい悪臭を放つ「河の主」。
仮面をかぶり…カエル男やナメクジ女をのみ込んでは凶暴化する「カオナシ」。
始末に負えない化け物たちだ。
だが…むき出しの欲望が渦巻く湯屋にあって…千尋はひとり果敢に… …しかし優しく彼らと向き合う。
そうすることで…逆に彼らの弱さや寂しさを引き出すのだった。
この地球上にも…実は矛盾と悲哀に満ちた妖怪があちこちにはびこって… …厄介者になっている。
それらを力や憎悪だけで押さえ込むことはできない。
それが「千と千尋」に込められた一つのメッセージだったのではないか…。
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