つんつん日記
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2003年01月01日(水) 千と千尋

宮崎駿監督のアニメ映画『千と千尋(ちひろ)の神隠し』が昨年…
…ベルリン映画祭で金熊賞を受けるなど…内外で大ヒットした。

主人公の少女・千尋は神隠しにあい…異界の湯屋で働くことになる。

そこには八百万(やおよろず)の神々が疲れを癒やしにくるのだが…
…中には奇妙な神や妖怪もやってくる。

ヘドロまみれでひどい悪臭を放つ「河の主」。

仮面をかぶり…カエル男やナメクジ女をのみ込んでは凶暴化する「カオナシ」。

始末に負えない化け物たちだ。

だが…むき出しの欲望が渦巻く湯屋にあって…千尋はひとり果敢に…
…しかし優しく彼らと向き合う。

そうすることで…逆に彼らの弱さや寂しさを引き出すのだった。

この地球上にも…実は矛盾と悲哀に満ちた妖怪があちこちにはびこって…
…厄介者になっている。

それらを力や憎悪だけで押さえ込むことはできない。

それが「千と千尋」に込められた一つのメッセージだったのではないか…。


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