つんつん日記
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2002年10月12日(土) 山粧う

早春の山を形容した季語と言えば…「山笑う」。

この対比として使われる秋の季語に…「山粧う」がある。

万緑の木々が徐々に色づきはじめる季節になってきた。

山から野に目を移すと…辺り一面に秋の千草の花が目を楽しませてくれる。

「吾子が手に花野の花はあふれ咲く」…(軽部鳥頭子)…
…あふれ咲く花とは尾花…女郎花…撫子…桔梗などの七草や野菊…
…水引草などであろうか。

花々はやがて種を結び…周囲に飛び散り…
…翌年にはまた多くの仲間と花を咲かせ…秋の野を再び見事に飾ってくれる。

この自然の美しいサイクル…
…結びつきはすべての人間にとって「宝」の存在であろう。

秋の千草を見つめ…草木と共に同じ陽の光を浴び…
…同じ空気を吸えば命の底から瑞々しい感覚がわき上がってくる。

人間が自然から受ける恩恵は無尽蔵なのだ。


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