無責任賛歌
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| 2004年11月28日(日) |
「地雷」がいっぱい(^_^;) |
結局、カトウ君は車の中で寝たようである。全く、部屋が狭くて申し訳ない。これで本番前にやたら人が泊まりに来た日には、どこに寝てもらうってんだろう。休日まる一日使って部屋の大片付けでもしない限り、無理な相談だと思うんだが。
練習日はたいてい昼から参加しているのだが、今日は朝から来てくれと頼まれる。正直な話、体力的にまる一日練習に付き合うのはかなりキツイのだが、早目に小道具作りを始めないといけないというから、否とは言えない。ペース配分は勝手にやらしてもらうしかなさそうだ。 私が作んなきゃなんないのは小道具というよりは「ハリガミ」なのだが、墨で字を書くので、これが乾くのに半日はかかる。それで朝から顔を出すことにしたわけなのだが、作業自体は小一時間もすれば終わってしまうので、あとは肉練やダンスが終わるまで、私はやることがない(^_^;)。仕方なく、隅っこに寝転んで(つか、テーブルの下にジャマにならないように隠れて)、通しが始まるまで待つことにする。
本日の参加者、桜雅嬢、カトウ君、鴉丸嬢、草野嬢、下村嬢、其ノ他君、冨田嬢、細川嬢、穂稀嬢、よしひと嬢、しげに私。 本来、今日は黒子役の全員集合日だったのだが、肝心の黒子頭役のラクーンドッグさんが都合で休み。ほかにも圭人さん、ケイ&綾乃の学生コンビも試験中ということで欠席。鴉丸嬢も来てはいるのだが、体調がよくないとのことでダンスはパス。あまり集まりがよくないのである。つか、ヘタすりゃあと集合できるのは本番直前か? せっかくダンスコーチとして富田嬢に来て頂いているのに、いささか申し訳ない感じだ。 概ねみんな振り付け自体はなんとか覚えちゃいるのだが、まだまだ音楽に合わせるのがせいいっぱいの状態。富田嬢が「みんな、演技するつもりで踊ってる!?」と檄を飛ばすが、それに答えられるだけの余裕がないのが見ていて痛々しい。特に風邪気味のカトウ君はボロボロで、顔には生気がないし、動きはダンスというよりタコ踊りである。いや、これ、『死霊の盆踊り』じゃないんだから(^_^;)。おかげで後半は富田嬢に殆どマンツーマンで指導を受けることになった。回数を重ねるうちにだんだん動きはよくなってきたから、本番までにはなんとか形はできるとは思うけれど、カトウ君だけでなく、しげも鴉丸嬢も、日によって演技の浮き沈みが激しいのがネックになっている感じだ。もちっとリラックスしてやってもらったほうがいいんだけどなあ。
テーブルの下で休んでいる間に、みんなの雑談が聞こえてくる。 『ハウルの動く城』、見ている人も多くて、結構誉めてる様子である。しげは先日も「宮崎駿の癖があまりなくて素直に見られて満足した」ってなことを言ってたのだが、その「癖がない」点が「宮崎駿も落ちた」ということを証明しているので、私はあまり素直に誉めたくはないのである。そりゃ、凡百のクソアニメに比べりゃ出来がいいのは歴然としてるのだが、不朽の名作かって言われると「馬鹿を言うな」と反駁したくなる。恋愛についても戦争についても殆ど直観描写ばかりでドラマツルギーを考察した気配がなく、おかげで見事なくらいに中身が「何もない」映画になってしまっているのだが、だからこそあの映画は評価が二分してしまうと言える。つまり、「何もない」からこそ、逆に「何かある」ように錯覚させられてしてしまうわけだ。それを果たして評価すべきかどうか、未だに私は悩んでいる。どんなに無意味な映像だろうと、それがそれとして存在さえしていれば、「映画」は成り立っちゃうっていうことも真実には違いないんである。 でもだからって面白くはないのよ、新しいものは何もないから。 ところがもう、富田嬢も「最高だ」とか喋ってるし、ここで「どこがどう?」なんて水を差すようなことはとても言える雰囲気ではない。おかげでかなり長いことテーブルの下から表に出られなかった(^_^;)。
ひと通りダンスが終わって、時計はもう3時を回り、ようやく演技を見る。ファーストシーンから通しでどこまで行けるか見てみたのだけれど、完璧とまではいかないまでも、セリフそのものは当然入ってなければいけないはずなのに、10分ほどでもう抜けまくり。それ以上は継続のしようがない状況だったので、そこで中断する。正直、もう少し強く言ってでも詰めていくべきかどうか悩んだのだが、主役3人が3人とも、ダメ出しして伸びるタイプではないので、ある程度以上は本人たちの自覚に任せる以外に方法はないのである。
練習が終わって、解散後、カトウ君、草野嬢、よしひと嬢、しげに私で、箱崎の「ゆめたうん」で食事。 オムライスの店に入ったのだが、しげがまた料理を食べ残したので、ポテトの山をみんなでつつくハメになる。だから食べ切れないなら最初からサラダとか頼めって。 脈絡もないお喋りをしているうちに、話が『笑の大学』のことに触れて、舞台版のDVDを借りていたカトウ君が、「面白かった!」と激誉め。私も嬉しくて、「舞台見ちゃうと、映画が全然つまんないんだよ!」と映画版を貶す。 ところがあとでしげから聞いて知ったのだが、草野さん、映画の方の『笑の大学』を見ていて、かなり面白がっていたそうなのである。あいたた、また余計なところで水を差しちゃったか、とアタマを抱えてしまったが、だからと言ってつまんないものを面白いなどと嘘をつく気にもなれないので、これもどうにも仕方がないことなのであった。
血液型性格判断を特集したテレビ番組の影響で、子供たちの間にイジメが起こってるのだそうな。 具体的には、『決定!これが日本のベスト100』(テレビ朝日系)、『発掘!あるある大事典2』(フジテレビ系)などで、血液型性格判断の特集があって、「嫌いな血液型、相性が悪い血液型などのランク付けをする」「タレントが『B型はいい加減』『AB型は二重人格』などと言い合う」「保育園児を血液型別に行動観察する」などの内容が放送されたということである。 能見正比古以来、血液型性格診断の本は多分何百冊、何千冊と書かれてきてると思うが、マトモに科学的に研究をした本は恐らく皆無だろう。私も何冊か読んだことはあるが、「初めに答えありき」で、予め「○型の人の性格はこう」と想定した性格にムリヤリ有名人、芸能人を当てはめていってるいい加減なものばかりだった。「A型はマジメタイプ」とよく言われるが、ほかの血液型はみんな不真面目だってことか。マジメなB型、O型、AB型の人もいくらでもいるのに、全く失礼千万な話である。 血液型と性格との間に相関関係があるなんて、一度だって証明されたことはないのに(あるなら見せてみろ)、それがいかにも科学的常識であるかのように錯覚させられているのはいったいどうしたことなのか。 なんだかねー、それだけやっぱり現代人がどうやって他人とのコミュニケーションを取ったらいいかわかんなくて、安易な方法に逃げてるって気がしてねー、ちったあ人を見る努力ってものをしてみたら? と悪態の一つもつきたくなるのよねー。 今までの日記にも書いたことがあるが、「血液型」というから勘違いされるんで、これ、ただの「免疫型」なのである(だから「血液の流れていない」髪の毛からでも「血液型」は判別できる)。言ってみれば、単なる「体質」にすぎないので、こんなもんで人間の性格を判断することがどれだけいい加減かは、例えば、「デブはおおらかな性格」「ヤセは神経質」って決めつけに根拠がないのと同様だと言えば、容易に首肯して頂けるだろう。 「占い」とかはさ、あくまで「遊び」として楽しむ範囲に留めておかないと、場合によっては身を滅ぼす危険だってあるんだからね。
2002年11月28日(木) 再爆走�ぁ新�をとっては/『恋愛出世絵巻 えん×むす』1巻(瀬口たかひろ)/『ウルトラマン画報』上巻 2001年11月28日(水) ひと月早いぞ誕生日/DVD『キカイダー01』第1巻/『マジンカイザー』2巻ほか 2000年11月28日(火) 〆切はゴムのように延びる(^o^)/『蟲師』1巻(漆原友紀)ほか
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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