無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2004年08月07日(土) キャナルシティの『ブルース・ブラザース・ショー』3……多分4まである(^_^;)

 コンテンツの更新は滞っているわ(日記もだけど)、カメの名字は決めかねているわ、時間が今の3倍は欲しい今日このごろ、みなさんお元気ですか? 今日は立秋ですが、夏はこれからが本番です。暑中見舞いもあちこち出そうと思いながら書く時間が取れませんでした。残暑見舞いに切り替えようかと思いますが、これも書けるかどうかわかりません。とりあえず、掲示板の方に「残暑見舞」のイラストだけ挙げときますので(日記の方はうまく画像のアップができないんですよ)、こちらでご勘弁を。色つけようかと思ったけど、時間食うしヘタなんで諦めた(^_^;)。

 長いこと見る機会を逸していたアニメ『ケロロ軍曹』だけれど、ようやく見られた。テレビは相変わらず修理に出していないので、電波だけ飛ばして風呂のテレビで見ているのである。今日のエピソードは原作の夏祭りの話と、ラジオ・ジャックの話だけれども、原作よりアレンジがうまく効いていて各段に面白くなっている。やっぱ、佐藤順一監督にハズレは(たまにしか)ないわ。

 今日は朝からしげがずっと興奮している。もちろんキャナルシティでまたまたUSJの「ブルース・ブラザース・ショー」出張ライブがあるからだが、いい加減、あちらのスタッフの人たちにも、「こいつらまた来てやがるぜ」と顔を覚えられてやしないだろうか。まあ、覚えられててもいいんだけど。
 しげは、こないだ「行きたくない」とかゴネていたのがまるでウソのようで、もう何日も前からこの日が待ち遠しくてヤキモキしていたのである。しげがどれくらい興奮していたかというと、前回撮影したビデオを、特にB.B.のファンでもない鴉丸嬢に「ダビングしてあげようか?」と押し付けがましく言うほどであった。もちろん鴉丸嬢は断ったのだが、しげは「だってジマンしたかったんだい」と反応がまるでコドモである。
 「ねえ、今日もMCの人、前の時みたいに『今日キャナルシティにお越しのお客さんは超ラッキーですよ!』って言うのかな?」とか聞いてきたが、そんなことオレが知るか。台本あるならまんま同じでもおかしくないと思うが、しげがいったい何を気にしているかと言うと、「自分は『ラッキー』でここに来てるんじゃない! ちゃんと時間調べて来てるんだ!」ということらしい。別にそんなことでMCさんに文句つけるってのも、なんだかなあ、なのだが。
 ショーは、p.m.5:00/6:30/7:30の3回。夕方までには時間があるから、昼間は映画でも見て、それからショーに行けばいいんでないの、と提案したのだけれど、しげが無駄な体力は使いたくないと言うので、夕方まで休むことにする。時間はあるので、日記の更新などして過ごす。でもこれが書いても書いても終わらねえんだ。いや、途中で本読んだりしてるせいもあるんだけど。

 しげの気が急くので、車で20分もかからないキャナルシティへ、1時間早めに出かける。着いたのは当然4時20分頃で、ショーまでには40分もあるのだった。ステージではスヌーピーやらシュレックやらの撮影会が行われている。着ぐるみ嫌いのしげは怖くて近寄れない。本当なら、今の時点から、ステージ前に陣取って、B.B.ショーを待ちたいところなのだろうが、世の中全てがしげの都合のいいように動いているわけではないのである。
 福家書店で時間をつぶして、私は二階へ移動。俯瞰でショーをビデオ撮影するためである。しげは当然のごとく、ステージの真正面に移動。「日本で一番ダン・エイクロイドを愛している」と自信をもって断言しているしげだから、「遠慮」の二文字は全くアタマに浮かんでいない。
 前回同様、『ピーター・ガン』の噴水パフォーマンスのあと、MCの人が登場。これも前回と同じくジュンボーさんで、喋りも全く同じ。けれど、今日のB.B.は、みんなこないだのキャストとは変わっていた。サックスのジミーさんも、女性ボーカルのメイベルさんも別人。これならショーの中身が同じでも、ビデオ撮影する意味があるというものである。
 案の定、ショーの内容自体は前回と同じで、『エヴリバディ・ニード・サムバディ』『スウィート・ホーム・シカゴ』『シンク』『監獄ロック』と、曲目も同じ(あと一曲、エルウッドがプレスリーの曲を歌っていたが、こちらはタイトルを失念)。途中のカタコト大阪弁、「かまへん、かまへん」なども同じだった。
 けれど演技自体は前回のグループよりずっとコミカルだった。ダンスの振り付けもちょっと違う。集まっていた観客の笑い声も、前回より大きかった感じで、前回の渋く決めたB.B.もいいけれど、子連れ客の多い夏休みはこちらのグループの方がウケはいいんじゃないかと思われた。しげはやっぱり最前列で座り込んで、タテノリだかヨコノリだかわかんねえ動きでバッチバチ拍手しまくり。ショーが終わったあと「手がイタイ〜」と泣いていたが、当たり前である。
 ハンバーガーで食事をしたら、あっという間に1時間。二回目はま真正面から撮影することにして、しげの背後に立つ。二回目の曲目が入れ替えられたのも前回と同じなら、女の子を攫って、舞台で踊らせる展開も同じ。どうやらショーは2パターンしかないようである。新しく歌ってくれたのは『ソウル・マン』と『フリップ、フロップ・アンド・フライ』だが、しげは特に『フリップ』が好きで、これが聞けて嬉しがっている。
 途中、B.B.がお客さんの中にまで乱入する。これは前回にはなかった趣向だった。私のデジカメに向かってエルウッドが「イエ〜!」と親指を立ててきたので驚いたが、こちらもすぐに「イエ〜!」を返した。……なんか、イエーをしたのなんて、10年くらい前のような気がする。
 三回目は一回目と同じ。今度は上手側から撮る。当たりはすっかり日が落ちて、暗くなっていた。しげは、3回見終わって、一応満足したようだったが、「エルウッド、オレにだけ全然マイク向けたりしてくれなかった。オレってそんなに怪しい?」。
 ……そりゃ、B.B.を意識して、全身黒づくめで来れば、かえって「アヤシイやつ」と思われるのは当然でしょ。


 帰宅したら、ちょうどアジアカップ決勝の真っ最中。中国対日本、結局は日本が3‐1で勝利したが、最初から最後まで、中国人の観客の凄まじい態度の悪さを見て、いつか中国に行ってみたいという気がすっぱりと消えてしまった。どこで既知外に会ってひどい目に会うか分からないクニになど、とてもじゃないがコワくて足を踏み入れる勇気などないのである。
 ……それにしても、メダルを渡すねーちゃんまで仏頂面というのは、あちらの洗脳教育も行き届いていることである。あの国じゃ、イヌやネコまで赤旗振ってそうだな。


 今日読んだ本、マンガ、吉崎観音『ケロロ軍曹』9巻。
 雷句誠『金色のガッシュ!!』17巻。
 尾田栄一郎『ONE PIECE』巻三十四。
 手塚治虫『新選組』。

2003年08月07日(木) さよならロドリゲス/『クロノアイズ グランサー』2巻(長谷川裕一)/『謎解き少年少女世界の名作』(長山靖生)
2002年08月07日(水) コギャルかく語りき/DVD『久里洋二作品集』/『ヒカルの碁』18巻(ほったゆみ・小畑健)ほか
2001年08月07日(火) 代打日記
2000年08月07日(月) 胃袋には限界があるのだ/『江戸幻想文学史』(高田衛)



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