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無責任賛歌
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1/25日の日記の続きです。 ハイ、ここから26日(^o^)。 朝、なんとか起きて『仮面ライダー555』の第1話と、『おジャ魔女どれみどっか〜ん』の最終回を見る。 『555』は設定に凝り過ぎ、ハッタリのかましすぎ。まあいつものことだけど。でも主役が誰だかわかんないような出だしってのはどんなもんかね。 竹井みどりさんがチラッとだけ出てすぐ死んでしまった。……もちょっといい使い方しようよ。 『大鉄人17』や『多羅尾伴内(小林旭版)』で、「ホクロがセクシーでキレイなおねえさんだなあ」とか思っていたのだが(小学生だろ?)、『くれないものがたり』でなんだかヘンな世界に行かれてしまった(-_-;)。もっともっと使われていい女優さんだと思う。 『どれみ』はまあ、普通の終わり方かな。4年も続いた番組のラストとしてはあっさりしすぎてはいるが。作画がいいので、ありきたりって印象がだいぶ薄れているのはいい。でも、今さら「みんなと別れたくない」くらいのことで引きこもるか、どれみ、とか思いはするけどね。 未来さんのエピソードとの関連性は全くなかったみたいだね。多分そういうことになるだろうと思っちゃいたけど。あれはやっぱり突発的な番外編みたいなものだったのである。 で、眠くて昼は寝てました。 夜、しげがいきなり「ドンキに行くよ」と言い出す。 なんのことやらわからず、「ドンキってなに?」と聞く。 「ドンキホーテ!」 何やら買い物があるらしいのだが、「ドンキホーテ」くらい、省略して言わなくてもいいんじゃないのかなあ。 本当に長い単語を省略するのならともかく、なんでもかんでもとりあえず省略してみるっての、はっきり言って「若気のいたり」なんである。流行語と同じで、トシ食ったら「あんな言葉使ってた」って恥ずかしくなるぞ。私もムカシよくやったからわかるんだが、『長靴をはいた猫』を『長猫』とか、『どうぶつ宝島』を『ど宝』とか、『カリオストロの城』を『カリ城』とか(アニメばっかりかい)、自分では意識してなくても、いかにもマニアな言葉使って自分たちのステイタスにしてるつもりになってるんだね。 「だってぼくたち若いんだから、自分たちの言葉使ったっていいじゃん、オジサンは相手してないし」とか言い訳するやつもいるが、だったらオトナの前でそんな言葉を使うもんじゃない。使い分けできてないだろ? そういった相手に対して無自覚に甘えた言葉ってのは、不快感を与えるばかりでなく、使ってる本人がアタマ悪そうに見られちゃうんだけどね。それって損だと思うけど、どう? おかげで、こちらも「今の言葉、何?」って聞いたときに、その実物を知らないと、その中身を理解するのにえらく手間がかかるのである。 「ドンキ」だけで通じる、知らないほうがおかしい、という判断は「鈍器」という単語を知らない人間の発想だろう。単語の発音が短くなれば、必然的に同音異義語となる確立が増える。「マック」がパソコンを指すのかハンバーガー屋を指すのか混乱した例を考えてみればよい(関西は「マクド」で混乱する必要はなかったようだか)。 「ロッテ」と言えば私にとっては「歌のアルバム」である。 「ケンタ」と言えば、深作である。 「ファミマ」と言えば「あ〜み〜ま〜、ゆ〜や〜ゆ〜」を連想してしまう。 たかだか2、3文字を省略しなきゃならんほど、今の若い人たちはめんどくさがりになってるのか? でも、「ファーストキッチン」なんかは特に省略なんかしてないだろうが。それともあれは「ファッキン」とでも言うのか? こうなると店の名前を新しくつけるんなら、最初から「ポプラ」とか「ガスト」とか、3文字以内にしてくれと、頼みたくなってくるね。 ともかく車に乗せられて、香椎まで出かける。外はちょっと雨。 腹が減っていたので、食事をまず先に『びっくりドンキー』(これも「ドンキ」になるじゃんかよ)ですます。 ハンバーグスパゲティに、イカ焼き。ちょっと味が濃いが、ここのイカ焼きは美味い。しげにも少し分けてやるが、もっと欲しそうな顔。しげはしげでハンバーグを食っているのだから、そんなには食べ切れないのだが。でも追加でデザートを頼んだら、やっぱり半分取ってペロリと平らげたのであった。 そのあと、「ドンキホーテ」の中をうろつく。初めて知ったけど、あそこ、お茶のサービスまであるのね。紙コップ持って店内をうろつくのはちょっと動きにくかったけど。 しげがフライパンだのトイレットペーパーだのバレンタイン用の道具らしきものだのを買ってる間に、私もシャツだのパンツだの靴下だのを買う。なんだか日用品を買うのって久しぶりのような気がするなあ(^o^)。 帰宅してネットを開いたら、山本弘さんとこの『SF秘密基地』で600000のキリ番をゲット。そういうのが全く話題にならないサイトだから、特に書きこみをする気はないが、ちょっと嬉しかったのでここにだけ記録しておこう(^o^)。 マンガ、金田一蓮十郎『ジャングルはいつもハレのちグゥ』10巻(エニックス/ガンガンコミックス・410円)。 最終巻とか言っときながら全然終わってない。『ガンガン』本誌ではタイトルを『ハレグゥ』(省略やんけ……)として、連載継続中である。このタイトルでまたテレビアニメ化してほしいな♪ それにしても、この作品の原作とアニメの関係は極めて幸福な関係にあったのではないか。 原作ももともとギャグのキレがよかったのだが、アニメがそれに拍車をかけるように暴走した。その様子を見て、原作マンガが負けじと暴走し始める。その変化が顕著なのがダマばあさんの存在で、最初はもっと普通のババアだった気がするが、もうこの10巻になると完全にこのマンガのヒロインである。って言っていいのか、オイ。 えー、説明するだけでタイヘンなんですけどね、財産争いに巻き込まれたウェダを殺しに、刺客が送り込まれてくるわけですよ。スッゲェ美女の。でも実はそいつ、ダマだったんです。……なんで? って、理由なんてないです(-_-;)。 いやもう、それ以上、説明を求めないで……。次回からはまた都会編のようです。 マンガ、城平京原作・水野英多作画『スパイラル 〜推理の絆〜』8巻(エニックス/ガンガンコミックス・410円)。 未だにこのマンガは「読み」切れないなあ。 いやホントに面白いんだかつまらないんだかわかんないのね。キャラクターの誰一人として、感情移入できるやつがいない。それも当然で、背景となる設定が全然見えてこないからなんだけれど、キャラクター同士の腹の探り合いというか、いかにして敵のウラをかくかって権謀術数はオモシロイのである。 ……私事だけどさ、実は私が今回劇団のために書いた戯曲、『スパイラル』の影響受けちゃってるんだねー(^_^;)。いやね、この「いかに敵のウラをかくか」ってのをあまりクドくならないようにやってみたくなったのよ。成功するかどうかは芝居が出来あがってからのお楽しみなんだけど。 で、書いてみて確かに思うのは、この「権謀術数」やってる間って、純粋な思考ゲームになっちゃうから、「キャラクター」がすっごくジャマになるのね。『スパイラル』のキャラクターの背景が未だに描かれないのは、もしかしたらそのあたりに理由があるのかもしれないけれど、今後の展開を見てみないと、今はまだ簡単に判断が下せないんだよね〜。 考えてみれば、ミステリーが傑作かどうかってのは、完結してみなけりゃわからない。面白いかつまらないかわからないまま読んでくってのも仕方のないことなのかもなあ。 そこで気になるのは、鳴海清隆の存在だ。 『機動警察パトレイバー』の帆場英一を彷彿とさせる、「全ての事件の鍵を握る男」。帆場は結局、最後の未来を読み切れなかったが、鳴海兄はいったいどこまで未来を読んでいるのか。 いや、そもそも「人間」はどこまで「先」が読めるものなのだろう? 全てが読めるとしたら、それは限りなく「神」に近いのではないか? その「神」はまた、「ラプラスの悪魔」とも呼ばれる。 果たして城平さんはこの物語の支配者を「神」「悪魔」どちらの視点で描いていこうとしているのだろうか。 囲碁・将棋の世界における名人クラスになると、最初の数手で終局までが見通せるそうだ。本作の「全ては鳴海清隆の手の上で踊るものたち」という設定に疑問を覚えるのは、未だに姿を見せぬ彼に、既に見通している未来などというものがありえるのだろうか、ということが気になるからである。 全てが自分の仕掛けた通りに人間たちが動いていくとすれば、それは恐怖につながらないだろうか。不確定要素のない未来など、私は見たくもないのだが。 巻末のあとがきで、城平さんがエドワード・ゴーリーのファンであることを知る。有名人でゴーリーファンを表明してるのは、私が知る範疇では江國香織さんに続き二人目。でももっともっと知られてほしい作家さんである。 新刊の『ウェスト・ウィング』まだ見つけてない。早く買わねば。 マンガ、和田慎二『神恭一郎事件簿� ^Δ隼爐虜住�計』(メディアファクトリー/MFコミックスフラッパーシリーズ・620円)。 神恭一郎シリーズの短編はまとめると一冊にしかならないんだが、それを三分冊して売ろうってアコギなやり口。 ミステリコミックが流行してるから、今、再販したら売れるだろうってハラで出し始めたんだろうと思うけど、あの、ハッキリ言ってさ、イマドキ通用するレベルの話じゃないのよ。 昔はミステリ作品が少なかったから、仕方なくこんなもんでも読んでたけどさ(1973年!)、もうこれがアイリッシュの『幻の女』の稚拙な模倣作でしかないってことは知れ渡ってることなんだからね。 ……このマンガをこれから読もうって人は、先に『幻の女』を読んでおいてくださいね。でないと評価の仕方を間違えます。 考えてみたら、「神恭一郎」って名前も高木彬光の「神津恭介」をモジってるんだものなあ。まあ、昔のマンガ家さんって節操ない人多かったから、和田慎二一人を責められはしないんだけどね。さすがに最近はここまで露骨なパクリはしてないみたいだから。 またもや字数オーバーになっちゃったので、続きはまた翌日。(2003.2.18) 2002年01月26日(土) 食事中には読まないで下さい。/『ラーゼフォン』1巻(百瀬武昭)/『増量・誰も知らない名言集』(リリー・フランキー)ほか
☆劇団メンバー日記リンク☆ 藤原敬之(ふじわら・けいし) |