無責任賛歌
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| 2002年06月28日(金) |
犬も歩けば/『仮面ライダーSPIRITS 受け継がれる魂』(村枝賢一監修)/DVD『続・黄金の七人 レインボー作戦』吹替版ほか |
朝がた見た夢。 細かいところは忘れたが、しげがなんと妊娠している。 いや、私の妻なわけだから、妊娠したって別にヘンじゃないんだが、さすがに結婚して十年経っても何の音沙汰もないと、確かに私かしげのどちらかのタネが腐ってんじゃないかって気にはなる。 ただなあ、これはなあ、夢だからなあ、ホントじゃないから書いたって構わないんだが、書いたら書いたで私の人格が疑われそうだから(今更)悩むんだが、しげが夢の中では10歳若返っているのである。ちなみに今しげは28歳だ。 でも私はロリコンじゃないぞ。ヨメさんは若い方がいいとも思ってない。趣味的にはやっぱり練れたオトナーな女性がいいなと思ってるんである。 これはあれだな、昨日か一昨日、何気なくしげの学生時代の写真(15歳だぜ。オイ)を見て、まだ痩せてて目つきも今ほど険しくなくていかにも少女少女してるのを見て、ああ、コイツにもこんな可憐なころが、とかなんとか考えてたせいだろう。 何しろ、若いだけじゃなく、妊娠してるくせに「痩せて」いたのだ。夢の中のしげは。
昨日から急に暑さが増してきて、ややバテ気味。 少し体調を整える意味もあって、今日は半日休みをとってしげとゆっくりしようと思っていたのだが、しげの方も今日は疲れていてダウン。 仕方なく、一人で天神などを回って買い物などする。 道すがら、職場の近所の総菜屋、「ボナペティ」がつぶれているのを発見。ああ、やっぱりなあ、客、ホントに入ってなかったものなあ、これで仕事帰りにおかずを買って帰れる店が減っちゃったなあ、と残念に思うが、そんな風に感じるのはウチが家事をしない家庭だからだ。多分、このあたりの家々は、普通に家事する家庭が多いのだろう。総菜屋が繁盛しないのも当然なのである。
博多駅で、本屋を回ってたときに、知り合いの女性に声をかけられる。 かつて職場で同僚だった方で、今は別の仕事に就かれているのだが、昔の職場の悪口(つまり今の私の職場なのだが)を延々と聞かされる。 まあ、その人の事情も分らなくはないのだが、ウチの職場でのその人の仕事ぶりもお世辞にも芳しいとは言えない感じだったので、往来の場でもあり、こちらも「はあ」とか「ええ」とかそんな相槌しか打てない。 つーか、実はその人、大きな声じゃ言えないが、職場を去る時、ウチの職場の備品をいくつか盗んでいっているのである(^_^;)。いや、ご本人としては備品を「整理」するために「預かって」いると主張なさるのだが、自宅に持ち帰ってりゃ、それは普通は「窃盗」と呼ぶのだ。 「預かりモノ」なら、返してもらうのが必然なので、こちらもやんわりと「お困りなら、私が取りにあがりましょうか?」と水を向けてみる。その人の「窃盗」は職場にもバレていて、いささか問題にもなっていたので(ならなんとかしろよ上司)、偶然会ったのを機会に、個人的になんとかできないかと思ったのだ。案の定、アチラも渡りに船だったのだろう、「お願いできますか?」と嬉しそうな顔をする。 だったら、最初から持ってかなきゃいいのに、とも思うが、今更それは言ったってしかたがない。改めて連絡を取る約束。具体的に書けないことも多いんで省略してるが、なんだかこういう裏でコソッと動く仕事が多くなってるな、最近の私。
自販機でお茶を買っていると、またもや偶然、知り合いの若い女性(さっきとは別人)に会う。 一人で行動した途端に、こうも声をかけられるということは、しげと一緒に行動してる時にも、誰か知り合いとすれ違ってる可能性は高いな。おそらく、普段は声をかけるのを遠慮してるのだろう。私自身は視力が極端に悪いので、知り合いとすれ違ってもまず気がつかない。それでこれまでの人生、貴重な出会いを随分逃してきたのかも知れないが、それは関知しようもないことだ。 今日、出会った女性も、「実はよく見かけてるんですよ」と仰る。 やはりしげと一緒の時で声をかけにくかったそうだ。以前会ってた時よりも随分キレイになっていたので、「恋人でもできたの?」とセクハラ発言をすると、「全然」と照れる。私も立派なオヤジになったものだ。 近況を聞いてすぐに別れたんで、艶っぽいことは全くない。読者諸賢にとっては期待外れだろうが、しげにとってはこれも立派な浮気になるんだろう。でも向こうから声をかけてきたんだから、こりゃ不可効力ってものである。こういうことがイヤだから、しげはしょっちゅう私と一緒にいたがるんだろうなあ。 この程度の彩りが人生にちょびっとだけあるのはいいんじゃないかと思うんだけどダメですか、しげさん。
晩飯は一人で「COCO一番屋」。カレー専門店にしては、ルーにコクがないのがネックだが、その分、具沢山なので栄養的には重宝している。ただ、なんといっても一品の単価が高い。カレーのチェーン店がほかに見当たらないから一応繁盛しちゃいるようだが、同種の店が現れたら競合は難しいのではないか。 福岡にはラーメン店は腐るほどあるけれど、カレー店は意外と少ない。不況脱出に美味くて安いカレー店ってのはいいアイデアだと思うんだけど、誰かやってくれないかなあ。
ゆうきまさみさんのHP(未だに暫定でコンテンツが増えてないぞ)「逃げちゃダメかな」で、少年サンデー連載の『KUNIE』が最終回を迎えたこと(ウチキリにあったこと)について、愚痴を述べている。 心半ばにして倒れる無念は分らないでもないが、元々クライマックスを作ることがヘタなゆうきさんにしてみれば、『究極超人あ〜る』のようなまったりとしたマンガならばともかくも、ああいう本格的なSFものは本人の希望や意図はともかく、客観的には「体質に合わないことやってるなあ」という印象が強かったんで、まあ仕方がなかろう。一年間、5巻分続いただけでもサンデーの温情は感じていいと思う。ジャンプだったら10週で打ち切りだ(ジャンブの連載自体に向いていないけどな)。 クニエがもちっとヒロインとして破天荒な行動してくれてたらとか、遠い島とかじゃなくて日本近辺で大々的なカタストロフが起こってりゃとか、読者にしてみても隔靴掻痒的な展開が多かった。ファンでもあるし、マンガ家生活がこれだけ長い人に対して、こんなこというのは気が引けるのだが、キャラデザインはともかく、ゆうきさんは未だにマンガのレイアウトやコマワリ、背景の指定(多分アシストに描かせてるのだろうが)に同人誌臭さが残っていて洗練されていない。率直に言って、「動き」がないのである。だからアクションを描かせるとどうにもその欠点が露呈してしまう。『パトレイバー』がヒットしたのは、あくまでメディアミックスのおかげであったことをもう一度自覚してもいいのではないか。 捲土重来は『バーディ』や新連載になるみたいだけれど、もう一度「まったり」路線を考えてみてもいいんじゃないかなあ。同じアクションものでも『ヤマトタケルの冒険』みたいに全く冒険しないような感じで。
石森章太郎プロ・村枝賢一監修『仮面ライダーSPIRITS 公式ファンブック 受け継がれる魂』(講談社/マガジンZKC・950円)。 第一部が完結したところで今までのおさらいって感じで出されてるけれど、あまり見所のない編集。後半のかつてのテレビスタッフインタビューもありがちな監督や俳優に偏ったものでなく、技斗や美術スタッフにスポットをアテているのは工夫と言えば工夫だが、華がないし、マニアには周知のことしか語られてないし、第一、マンガ『仮面ライダーSPILITS』と直接の関係がない。かつてのテレビシリーズと今回のマンガ版との関係をより密接に解説する方針で編集した方がよかったのではないか。 初心者にもマニアにも中途半端な解説書にしかなってないのは残念である。
DVD『サイボーグ009』3・4巻。 先月買い損なっていたので2巻まとめて。 0013編から放浪編あたれまでだけれども、比較的テレビの方でも作画がよかったあたりだが、それでも間に合わなかったところがあったと見えて、0013の加速装置が働くあたりにハイライトが加えられたりしている。 『深海の悪魔』のラストで、テレビ版では死んだはずのベルクとドジ新兵がちゃっかり生き残ってたのは、考えてみりゃ当然の展開。コメディーリリーフを殺したままにはできないものねえ。 そういう改変があるのに、作画の粗かった『幻影の聖夜』がほぼテレビ版のままってのはちょっと納得がいかない。テレビシリーズがクソでも、DVDのときにリテイクすることを期待して見てる面もあるんだから、ちったあそういうファンのことも考えてほしいもんだ。
更にまたまた買ってしまったDVDボックス、ここまで来るといくらビンボーしてても誰の同情も買わないことはわかってるので(って買われたこともないが)、言い訳はしません。私はただのゴクツブシです。□\(- -;) ハンセイ。 で、今度は何を買ったかっていうと、『黄金の七人』BOX。 これも若い人には何それ? って感じになってるんだろうなあ。BSでもしょっちゅう流れちゃいたんだが、その分、地上波じゃとんとご無沙汰。こういうエンタテインメントの名作はせめて二、三年の間を置いてテレビで流しててほしいものだけれど、テレビ屋連中は映画を文化遺産だなんて思ってなかろうから(きゃつらは自分たちが作ってるものすらそんな風に考えてるよな)、情報だけが多くて現物に当たれぬイビツな状況は当分改善されないんじゃないかな。 せめて『映画百年史』みたいな番組を常時ゴールデンタイムで流すくらいの気概のあるテレビ局がありゃいいと思うんだが、そんな企画じゃ視聴率は取れないとかアホなこと考えてんじゃないか。看板だけ立ててナカミがなきゃそりゃ、視聴率なんて取れやしないだろう。ただの映画解説番組ならそうなることは目に見えてる。過去の名作と現代をリンクする視点を持たないと、面白いものにはなるはずもないが、そういう才覚を持った人間がテレビ局の上層部にはいないんだろうね。こういう状況だとテレビの黄金時代が60年代までって小林信彦の説も首肯せざるを得なくなるのである。
さて、今回のDVDボックス、『黄金の七人』ボックス、と銘打っていながら、4巻セットのうち、黄金の七人シリーズは実は一本しか入っていない。 どういうことかと言うと、そもそも第一作、『黄金の七人』自体が入っていないのである。 どうやら版権買い取った会社が分かれたせいらしく、第一作がIVCから単発販売、第二作『続・黄金の七人 レインボー作戦』がキングレコードからボックス仕様で、という変則的な販売になっちゃったのである。最初はそのことに気付かなかったものだから、ボックスしか予約してなかったんだけど、慌てて第一作の売れ残りも購入。オトナの事情があるとはいえ、こういうのはなんとかしてほしいものである。 じゃあ、ボックスの中身のあと三本はどうなってるかというと、本来シリーズものではないが同じマルコ・ヴィカリオ監督の作品で、“日本でだけ”シリーズものとして公開された『新・黄金の七人 7×7』と『黄金の7人 1+6 エロチカ大作戦』及び特典ディスクをカップリングしているのである。 特典ディスクの中身、マルコ・ヴィカリオ監督のインタビューはなんと日本の観客のための撮り卸しである。ってことは『黄金の七人』の人気があるのは本国よりも日本ってこと? もしかして『ルパン三世』人気の逆影響なのかな。 『新・黄金の七人』が『黄金の七人』シリーズとして公開されていることを知って、監督が「ひどい話だ、聞くんじゃなかった」と憤慨してるのには笑った。やっばりこういう他国での改変って、監督には一切知らされないままなんだね。日本製のアニメが海外でズタボロにされてるのも似たような事情なんだろう。 どうせなら主演のフィリップ・ルロワやガストーネ・モスキン(昔はガストンと表記してたように思うがフランス人からイタリア人に変わったのかよ)、オリジナル峰不二子(この言い方も生粋のファンには噴飯ものだろうが)ロッサナ・ポデスタにもインタビューして欲しかったなあと思うが、役者さんはあまり旧作についていつまでも語られるのは好きじゃないだろうねえ。 特典ディスクのメダマは、土曜映画劇場吹替版『続・黄金の七人』。切り替え仕様にすればいいのに、どうしてわざわざ特典の方に収めたかっていうと、本編カットが30分近くあって、オープニングやエンディング、音楽の差し換えもムチャクチャあるから(^_^;)。 ジョルジャ役ロッサナ・ポデスタに故・平井“スターシャ”道子、「教授」役フィリップ・ルロワに広川“しちゃったりなんちゃったりして”太一郎、「将軍」役エンリコ・マリア・サレルノに小林“次元”清志。これはこれで貴重なんだけど、やっぱりというか当然というか、広川太一郎のアドリブはセリフのないところにまで波及していて、冷静沈着な教授のイメージを損なうこと夥しい。広川さんのアドリブはやっぱりバカ映画の補填にこそふさわしいんで、こういうキッチリ作られたコメディには向かないんである。
けれど、女性ボーカルによる、「だーばだ、だーだば、だーばっ♪」ってスキャット聞くと、やっぱり燃えるねえ。たいていの人は『11p.m.』と勘違いするが(のも実はトシヨリ)、モトはこっちだ。 第一作のソフィスティケートされた泥棒モノから、雑然としたスパイアクションモノ風になっちゃったのは残念だけれど(監督インタビューで「007の影響は?」と聞かれて「忘れた」とトボケるあたりがご愛嬌)、それでも第一作の各キャラクターに再び出会えたことは嬉しい。特にロッサナ・ポデスタの美貌と小悪魔的な裏切り女の魅力はここに最高潮を迎える。ハイ、私も昔はあの真っ黒なボディスーツに悩殺されましたですよ。 けれど、ジョルジャが持ってた隠しカメラ(ライカか?)、いくら当時カメラが高級品で種類が選べなかったからと言って、ほかにもっと小さいのはなかったものか。あんなにデカくて音もハデなんじゃあ、撮ってるとこはバレバレだわな。まあ、ワザと捕まるためだからそれでいいんだろうけど。 とりあえず特典だけ見たけど、本編はそのうちゆっくり見返そう。ってそんなひまあるのか。
2001年06月28日(木) 事故&カラオケ地獄変/『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 始動編』�機��供憤舵�良和)
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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