無責任賛歌
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| 2002年01月15日(火) |
チュパカブラってなんだよ/『機動戦士ガンダム ジ・オリジン ―激闘編― SECTION �機伸供� |
朝からハラが痛いなあ、と思っていたら、血便が出る。 ああ、やっぱり体調崩してるんだなあ。 血便そのものはすぐさま命に関わるなんてことはないんだが、ともかく貧血気味で疲れやすくなるのがツライ。 少し柔らか目の食事をするようにした方がいいかなあ。
帰りの車の中で、しげが「回転寿司に行きたい」と言い出す。 まあ、寿司くらいなら、別にハラに響きはしないかな、と思い、「いいよ、ただし安い店でな」と返事をする。 そのまま、寿司屋に向かってバイパスを走らせていると、ふと、一件の店しげの眼に止まった。 急ブレーキ、急旋回。 思わずシートベルトをぶっちぎって窓の外に投げ出されるかと思った。 「な、なんだよいきなり!」 驚く私を無視して、しげ、その店の駐車場にスルスルと車を止める。 「やっぱり『王将』にする! 餃子食べたいし!」 ……また、腹に応えそうなものを。 けれどいったん店先に止まっちゃった以上、また出て行くのも店の人に悪い。 仕方なく、定食だの餃子だのを頼むことにする。 実際、安上がりな店だし。
なのにしげ、餃子をぱくつきながらも浮かぬ顔。 「どうしたん、美味しくないんか?」 「うん、ここのあんまし好みじゃない」 「……だったら最初から別の店にしろよ!」 「だって餃子が食べたかったんだもん!」 ……よくわからん理屈だ。
帰り道、「ベスト電器」に寄って、ビデオテープを買う。 ポイントカードが溜まってるはずだから、代金がかからないはずだと思いこんでいたのだが、前回使い果たしていたのを忘れていた。 まあ、テープも昔に比べて(って、いつだよ)ずいぶん安くなったから、S−VHSを2、30本買ったからって、いきなり生活に響いてきたりはしないけどさ。
そのあとマルキョウで食料の買いおき。 そこでまた一つ、ヘンな食玩が出ているのを見つける。 「コレクト倶楽部 七不思議編」。 出してるのは味覚糖か。七不思議ったって、バビロンの空中庭園みたいな正統派じゃなくて、どっちかと言うとトンデモグッズを集めたもの。 このラインナップがなんか感動していいのか、それとも頭痛を覚えればいいのか。ちょっと以下にご紹介しよう。
01.イースター島のモアイ像 02.水晶どくろ 03.黄金シャトル 04.アレクサンドリアの大灯台 05.ノアの箱舟 06.ゼウス神像 07.トロイの木馬 08.バベルの塔 09.ロードス島の巨人像 10.天空城ラピュタ 11.火星人来襲 12.捕らえられた宇宙人 13.異星人来訪 14.エイリアン・グレイ 15.ネッシー 16.スカイフィッシュ 17.ツチノコ 18.モア 19.ロック鳥 20.チュパカブラ 21.ビッグフット 22.河童のミイラ 23.人魚 24.鬼
脈絡がない点では永井豪マニアックスに匹敵するかな(^^)。 「捕らえられた宇宙人」ってのは例のサルの毛を剃ったヤツである。既にネタバレしてるものまで「不思議」に入れるなよ。だいたい、宇宙人関係は「七不思議」か? 24種類ってのも7の倍数でもなんでもないじゃん。 チュパカブラって、なんか吸血鬼みたいのらしいが、何の文献に出てるんだろう。『幻獣辞典』にあったっけ? 典拠を示すくらいはしてほしいよなあ。 ためしに二個、買ってみたら、「灯台」と「鬼」が出た。 まあ、悪いというほどの造型ではないが、フルタの妖怪シリーズと比較するとどうしてもチャチに見える。買い揃えるかどうかはそのときの気分次第だなあ。 それに妖怪根付だって、まだほとんど揃えてないんだし。
なんと『七不思議編』のほかにも『古代文明編』てのまであるらしい。 ホントに誰が買うんだろうね。多分、それも私だ(^_^;)。
『ニュータイプドットコム2月号増刊 ガンダムエース 2002 Winter No.003』(角川書店・650円)。 タイトル見てて気づいたことが二つ。 アルファベットでタイトルに『GUNDAMA』って書いてあるけど、これ、そのまま読んだら「グンダマ」としか読めないよなあ。新しい隕石の一種か(^o^)。 あと、「No.003」とあるけど、3桁ってことは最低100冊は出すつもりなのかな。冗談でなく、『ガンダム』『Zガンダム』あたりまで描いたとしたら、そこまで行っておかしくはないけどね。
実を言うと、単行本が出るまで、安彦良和さんの『機動戦士ガンダム ジ・オリジン』の感想書くのやめようかなあとか考えてたんだけど、二度目に読んだときは読んだときで新たな発見もあるかもと思って、書くことにした。 今回は、『―激闘編― SECTION �機伸供戞� シャアとアムロの最初の対決だ。 そう、その最初の一発を赤い彗星がよけて、それからシャアの一発をガンダムが盾で受けて……「これが……戦い!?」……そうだ、モニターに巨大な足が映って……蹴りまくられるガンダム!「未熟だな、連邦のパイロット!!」。 うおおおお、聞こえてくるよ、渡辺岳夫のBGMが! この醍醐味、ファーストガンダムに入れ込んだ世代じゃなきゃわかるまいなあ。うひひひひ、これこそが早く生まれた者の特権ってヤツだね(年寄りの繰り言とも言う)。
もちろん、テレビシリーズそっくりの展開もあれば、変更点もある。 ブライトさん、テレビに比べてずっとバカになってるし(^o^)。 「宇宙へ出たの始めてなんですよ。司令部での勤務が長かったものでね」ってセイラさんに言ってたセリフ、テレビで見てたときは、てっきり気弱になってセイラさんに甘えてたんだと思いこんでたよ。 だって、テレビの作画は、結構ブライトさんを凛々しく描いてたし。少し上を見上げて、鈴置洋孝さんもキリリと思い深げに喋ってたんだよ。 なのに今回のマンガ、ブライトさんの表情、上を見上げちゃいるけど冷や汗流してるし、片眉上げて口元が歪んでてさ、いかにもイヤらしいんだよねえ。 ……とゆーことは何かい、これって、単に「ボクってエリートなんでナイーブなんだよねえ」って、セイラさんにコナかけてただけじゃん! そ、そうか、それでセイラさんは「エリートでいらっしゃったのね」って答えてたのかあ! この勘違い、私の読解力が低いってだけの問題じゃないと思うぞ。 たしか鈴置さんも、「最初はカッコいいヤツのつもりで演じてた」って言ってたから、それを安彦さんは始めから「いじられキャラ」としてブライトさんを描き直しているのだ。あああ、芸が細かい!
ルナツーでのシャアの強襲もオリジナルな展開。 「オレはシャアに勝てるかもしれないっ!!」ってのぼせあがってるブライトさんもいいなあ。戦ってるのは兵士だろうがよ。これでちゃんとブライトさんを「嫌いになれる」。 シャアの不敵さもここで再確認。「おもしろい、こうまであなどり難い敵か!!」。 そして出たぞ、ルナツー司令・ワッケイン。 チョイ役だが結構好きなキャラだ。映画版ではブライトたちに同情して涙まで流して軟弱化したが、もうテレビシリーズ以上に酷薄な軍人ぶりを見せつける。 ブライトさんの軍規違反を咎めだて、「せめて避難民をおろさせてください!」の嘆願にも「善処しよう」。 ……絶対、やる気ないよな(^o^)。これがまさしく軍人として司令にまでなれた証なのであろう。
安彦さんが、サイン会レポートで「ガンダムは『いらないしっぽだ』と言い続けていましたが、20年たって『あれはやっぱり単なる過去ではなかった』としみじみわかりました」と語られている言葉を聞くと、その境地に達せられた安彦さんに心から拍手を送りたくなる。 「ジェームズ・ボンド=ショーン・コネリーと思ってもらいたくない」というような心境と似たようなものだったんだろうけれど、「代表作」ってヤツは何をどうしたってその人間についてくるものなんである。その覚悟の上で描かれる『ジ・オリジン』がどのようなものになっていくか、これを期待せずに何を期待しようか。
2001年01月15日(月) 雪は降る、貴女は来ない/『ウルトラマン対仮面ライダー』(池田憲章・高橋信之)
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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