無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2001年01月24日(水) せがた三四郎、落つ。/映画『疾風! 鞍馬天狗』

 一昨日、クローンがどうの、と書いていたら、昨日、イギリスで「人の複製に繋がらないクローン技術の人間への応用」を認める法律が世界で初めて成立したとか。……ややこしい言い方だが、要するに「拒絶反応のない、臓器移植用の臓器を、本人の細胞から作れるようにする」というもの。
 日本じゃまだそこまで進歩的にはなれないだろうが、できるだけ早く法律を成立させて、あの非人道的極まりないドナー・カードとやらを廃絶してほしいものだ。
 こう書くと、私が臓器移植に反対しているように思われるかもしれないが、ちょっと違う。
 他人が「事故死」するのを待ち望み、その臓器を手に入れたがるような根性がマトモだとは思えない。
 『ブラック・ジャック』あたりでよくあったよな、臓器がほしいために他人を殺そうとする話。
 「偶然」に頼っているとは言え、臓器移植は「他人の死」を望まねば成立しない治療法なのである。そんな腐れた治療法を、どうして積極的に推奨できるだろう? 他に方法がないから仕方なく許容されてはいるが、もっといい治療法があるなら、そっちに切り換えた方がいいに決まっているではないか。
 遠い将来には、人間の完全な複製も作られるようになると思う。子供がいない人間が自分の複製を子供として欲しがることもあるだろう。法律がいかに縛りを掛けようとも、人の思いを踏みにじることはできないのである。

 朝、ニュースで今週の映画ランキングが紹介されている。何と『アヴァロン』が5位のスタート。どうせジリジリ下がって行くだろうが(^_^;)、押井作品としては快挙ではないか。

 今日も仕事中、何度も睡魔に襲われる。どんなに充分睡眠を取っても、午前中眠気が取れることは滅多にない。ウトウトしながら仕事してるから、また多分あっちこっちにミスがあるんだろうなあ。
 でも最近はあまり上司に呼び出しを食らっていない。忙しくてこちらに構ってるヒマはないということなんだろうが、だったらこれまで、ツマランことで呼び出しかけてたのは何なのだ、全く(-_-;)。

 仕事の合間に『キネ旬』読む。
 『ゴジラ×メガギラス』、配収が8億程度で昨年なみとか。作品自体の評判がよいというが、実際は「ここでゴジラ映画を途絶えさせてはならない」というファンの思いが肯定的な批評を作り出しているに過ぎない。一般のファンはそんな提灯記事には乗せられなかったということだ。

 帰宅して、テレビをつけた途端、セガ、ゲーム機生産業界から撤退、ドリームキャスト生産中止のニュースが。
 湯川専務が常務になった時点で先は見えてたんだが、まあ、よく持った方ではないのか。特にゲーマーというわけでもない私にしてみれば、DVDが見られるだけ、プレステ2のほうがずっと魅力的だった。テレビでも冷蔵庫でもそうだが、家電機器は「家族で使える、楽しめる」というのが条件なのである。ゲーム機器はその点、付加価値をどれだけつけられるかが勝負どころだったが、負けるべくして負けた、というのが真実だろう。
 なくなると思うとちょっと欲しくなるが、買っても遊ぶソフトがないし、どうしようもない。

 女房、練習に行っているらしくていない。コンビニで買ってきたおでんをおかずに夕食。同じセブンイレブンなのに、店によってロールキャベツを置いているところと置いてないところがあるのはなぜだろう。コンビニも店ごとに特色つけるよう指示されてるんだろうか。
 アニメ『ギア戦士電堂』『パワーパフガールズ』、漫然と見たあと風呂に入る。ウトウト眠っていたらもう夜。

 女房、12時前に帰って来る。
 私の書いてる日記を見て「最近、『まぬけ日記』じゃない」と文句をつける。別に私は話を面白くするために「まぬけ」を演じているわけではないのだが。日記がまぬけになっているのは私自身がまぬけなだけだからだし、今でも私は充分まぬけなことを書いてると思っている。なのに、女房の目にはそう映らないらしい。
 この辺、真面目なことを書いてるつもりで、必ず「まぬけ」をさらけ出す女房の日記とは正反対なのである。……だから練習日記を書けって言ってるのになあ。私よりずっと面白いこと書いてくれると思うんだがなあ。

 夜食にと、土産に買っておいた餃子をやるが、「おかずはあっても、めしがない」と文句をたれる。こちらはてっきり晩飯は食ったものだと思っていたのだ。女房と私は生活時間帯がずれているので、食事はめいめいで勝手に取っている。餃子はあくまでサービスのつもりだったってぇのに。
 叱ると女房、ふてくされて寝床に行く。だから負ける喧嘩を売るから負けるのだ。素直に食ってりゃいいだけなのにバカなやつ。

 CS『疾風! 鞍馬天狗』見る。嵐寛寿郎の天狗、往年の殺陣の凄惨さはないが、立ち居振舞いは他の追随を許さないだけの威厳さを備えていた。



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