終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2007年11月23日(金)

新宿御苑と「ヘアスプレー」

新宿御苑:
十一月下旬の新宿御苑を横切る日差しと影の長さ。
色づく木々の明るさ、空の青さ。ずいぶん久しぶりに太陽を浴びたと思う。
東京には空がない、ただ皇居と御苑にはある。
ああした明るい、広い場所に人々が集っているところには、
なにか大きな祝祭の前触れではないかとさえ思える朗らかさがある。

われわれはなにかをここで待っているのではないか、
なにか万人にとっての喜びのもといであるところのもの、
なにか万人の待ちわびていたもの、
そんなものを迎えにきたのではないかとでもいうような空気がある。

芝生に寝転んで、雲ひとつない空を見上げる。
ちいさな白い破片のように、誰かの手を離れた白い風船が飛んでいった。



「ヘアスプレー」:
ジョ、ジョン・トラボルタ…。
こういう映画をやるなら、人権運動とかよそうよ、入れるの。
もっとあたりさわりないサクセスストーリーならよかったのに。


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