終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2007年02月02日(金)

ひょんなことから知ったが、身長が藤原紀香と同じだ。

もっとも彼女の場合は「公称」で一概に本当とも言い切れないが。
で、彼女のジーンズのサイズが26〜27(体重は非公表)だそうだ。
週刊現代のグラビアで見て「いい体だな〜」と思ったので、
僭越ながら比較対象にさせていただいた。

それで、本日はなぜか休みだったのでジーンズショップに行ってきた。
結果からいうと27ははけた。が買ったのは28だった。
あんなむっちり見えても芸能人は細い。筋肉も相当あるんだな。
ちなみに彼女は役者としては素人臭い。言動も、男選びまでそうだ。

人格的に善人にみえる、というのは、芸能人として何の誇りにもならない。
彼女が最近の芸能界でだんだん影が薄くなりつつあるのはそのせいだ。
フツーの人を見てもなにも面白くない。芸能界ってフリーク界のはず。
しかしフツーな私が理想体型を参照する分には構わないのである。



『ハムレット』:

 悔恨は冬の日のトレンチコートに似ている。寒さは完全に防ぎきれない。たとえ衿を立てて耳を覆っても。マルチェロは黙って葉巻に火をつけた。
 あれから一年が過ぎていた。あれとはいつか。ククールと出かけた郊外の小旅行、ニノと思わぬ再会を果たしたそれだ。マルチェロはそれだけの期間ククールとは会わなかったし、従ってククールもマルチェロには会わなかった。マルチェロは100万ユーロばかりも稼ぎ、20人ばかりも殺した。どちらもささいなことだ。だがそうでないこともある。ベネディクト・オディーロが殺されたのだ。それともそれすら些細なことだろうか? 葉巻の煙を深々と肺に送り込みながら、マルチェロには区別がつかない。
 かれが悔いているのは一つのことだ。つい先日、ニノから手紙が届いた。招待状というべきかもしれない。文面にはひとつもそんなことは書かれていなかったが、結局マルチェロが名指された地に向かうことにしたからだ。
「くだらないのは承知している。だが本当にそうか? 一滴の雨が地に落ちるのがくだらないというのなら、優柔不断な過保護な男が生きるべきか死ぬべきかと問うこともまた、くだらないのではないのか?」
 郊外のでこぼこ道をもアウトバーンのように走り抜けるリンカーンのバックシートで、マルチェロは呟いた。かれの父親、地方の名士、かつて町の酔いどれ女に血道を上げ、その後悔い改めた放蕩息子、その男がいま瀕死の床にあるという事実がくだらないのか、くだらなくないのか。だがその線引きはどこにあるのか。それはおそらく、つまるところ、マルチェロがその男の息子であるということをどの程度に重んじるかによるだろう。
 リンカーンは走ってゆく。たぶん、時速120キロは出ているだろう。だが葉巻の煙はこともなく揺れて漂い、車内の空気に溶けていく。時刻は午前2時を回り、マルチェロは自分がなぜ悔いているのかすら定かでない。


「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」
(ハムレット:ローレンス・オリヴィエ)


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