- 2006年06月18日(日) きわめて多くの人間にとって、 「人間の殺し方」は史上つねに最重要なトピックスだった。 なぜか。 簡単なことだ。 人間にとって最重要な環境とは自らの属する人間社会だった。 そうだ、天候でも、野獣たちでもなく。 「人間にとって最大の狼は人間」という言葉を思い返して欲しい。 人間が地位の向上やなんらかの賞与を求めるなら、 助けになるのは人であり、邪魔になるのも人なのだ。 通常は間接的かつ婉曲な関係であっても、なにかの拍子に展開しうる。 それはじっさい普通のことだ。 「人を殺すこと」は、多くの場合最大のタブーであったが、 にも関わらず、殺人に関するあらゆる技術は向上し続けた。 よりすばやく、よりたやすく、より確実に。 同時にWhodonitを問い返す技術も。 要するに、ナイフは胸骨の上に備えることだ。 -
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