終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2005年09月23日(金)

面白かった東京帰り。ってか明日も東京かよ!

それで、収穫祭だけあってホクホクものでした。
こんなに本買ったことないなあ。
ガシャポンSSも無事にオールクリアしました。
でもガシャポン本体壊れちゃった…。まあいいか回るし。
というかアレだ。ボール開けるの、けっこう大変だね!
機会を見てサイトに転載します。

美人ばっかりで楽しかったが、問題点がありすぎ二次会…。
1:思いつきでやらない。
2:自分がファンだからといって逆カプ推奨の方々をいっぺんに誘わない。
3:関西人気質を丸出しにして一人漫才を始めない。
4:とりあえず店を押さえてから人を誘え。
お詫びは別途、だな…(しょぼしょぼ)


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「祈りとは願うことではないのだよ」
 それは修道院に入って最初にオディロが教えたことだった。そしてマルチェロは今に至るまで、それよりも心に留めるべき言葉を聴いたことがない。あれからもう、長い日々が過ぎたのだが。
「祈りとは、願うことではなく問いかけることじゃ。よいか、マルチェロ。覚えておきなさい。手を合わせ、頭を垂れ、身を低くして問うのじゃよ」
 自ら硬い聖堂に膝をつき、三叉の方に頭を垂れて、オディロは言った。
「神よ、私はあなたのまえに何者なのですか。地上のあらゆる位階に惑わされることのないあなたの御前で、私は何者とされるのですか。そう、問うのじゃ。そのようにして切実に問われぬ祈りは、祈りではないのだよ」
 そのとき十歳の子供だったマルチェロは、ただ無心に頷いたものだ。だが聖堂騎士団長と呼ばれ、自ら院長となって、マルチェロはその教えの困難さとオディロの大きさにあらためて行き当たった。この簡潔な教えはいまでは常にマルチェロの前にあって、これを逃れることはできない。
 血筋のことも、母のことも、勝ち得た地位も、そこでは意味がない。ただ無限の相において、ただ永遠の相において、あるがままの己だけが映し出される。それはまさに、一点の曇りもない鏡のようなものだ。そのような凝視の前に立てば、マルチェロは己が―あるいは己の魂というものが―日ごと夜ごとに薄汚れ、罪に着膨れる様に気づかずにはおれない。それはどれほど神を否定し、無力と蔑もうと不在を疑おうと同じことだ。
 マルチェロは立ち上がった。見上げればサヴェッラ大聖堂の天井は高く、荘厳で、永遠の息吹に満ちているようだ。だがそのようなものにどんな意味もないことをマルチェロはよく知っていた。長い木椅子から立ち上がり、出口へ向かう中途で、見慣れた禿頭に行き合わせた。
「短い祈りじゃな、マルチェロよ」
 マルチェロはかすかに笑った。
「このように言います。―長すぎる祈りを祈る偽善者に気をつけよ」
 ニノが鼻を鳴らして笑った。マルチェロは丁重に頭を下げて、戸口を出た。


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