終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2005年08月22日(月)

よーやくスクランブルが一段落ついたと思ったら、
ルーティンが山のようにたまってる。…ギャー!!
本を読んでないよ!読みたい本いっぱいあるのに!


・「脳の中の幽霊、ふたたび」(V・S・ラマチャンドラン著)
前作の「脳の中の幽霊」とはちょっと違って、講義録形式。
前作の方が中身は濃いのだが、やっぱインド人すごいよ!
…というか、「よく考えることとよく表現すること」が
すばらしく一致している。

中でも興味深いのは共感覚とメタファの関係だ。
形と音というまったく異なったものに対して、
「尖った」という形容詞はなぜに使用しうるか。
しかも多くの言語において共通性を持っているか。
人間の感覚というもの、感情というものを、
極めて簡素で美しい形に還元してゆける可能性があることを示す。


・「生命最初の三十億年」(アンドルー・H・ノール著)
ウイルス!ウイルス進化論!遺伝子の平衡移動ゥ!?
いや、メーンはそれじゃないんだけど…衝撃的ですね。
われらみなキメラ説。どこまでは「私」かと問うことの無意味さ。
DNAという極限的な自己同定のものさしをえたことで、
我らはみんな、個体や個性というものが無意味になった。

というのは実際、極端な話で…
人間はオランウータンとかに比べて、遺伝子が極めて均質らしい。
これは、ウイルスによる遺伝子の「持ち込み」を排除する能力と、
なんらかの関係があるのかしら。どうだろう。

わたし、あの樹木、生命の系統樹が灰色に霧散する夢を見た。
ブラウン運動を繰り広げる分子のように、そこでは生命の概念は豊かに
幸福に、また混沌となって揺れ動いていた。


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