終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2005年08月12日(金)

焼夷弾は踊るように寄りまた離れ、風のさなかを落ちてゆく。
風の途中に紡錘形が割れて悪魔の赤子たちが長くまた細く姿を現し、

消えてゆく、都市へ空の底へ隠れ炎を運んでゆく。

ダンシング、都市は燃える炎は落ちる広がる黒煙は巨きな樹のよう。
ねじくれた黒い枝か葉か、死はたわわに実り、
だが地獄絵図は遠すぎる。悲鳴は風に消えて届かない。

パイロットは翼を返す、なにごともなく遅いランチのために。

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8月8日
郵政解散にあたって、各紙一面には政治部長の名入りの記事が入った。
簡単に独断偏向比較してみたい。

【朝日】評価:C
見出し:「小泉自民の統治力問う」

自民の「統治力」というよくわからないものに主題をおいている。
しかしここであらわされるのは国家に対する統治力ではなく、
単に「党内政治」における統治力である。

郵政解散という前代未聞の出来事を問うのに、
こんなみょーちきりんな切り口もないものである。
小泉の党内政治力、党内統治力のお粗末さは確かに解散の原因だったが、
しかしこの解散の「意味」については少しも切り込んでいない。
なんでこんなバカみたいな文章のっけたもんだか。


【読売】評価:B+
見出し:「あえて『小泉解散』を歓迎する」

郵政民営化=小泉改革と位置づけ、
この解散が問うのは郵政民営化法案のみならず小泉の行ってきた
改革路線そのものであるとする主張である。

分裂選挙、政権交代もありうるとしながら、
それでも靖国も含めて小泉のやってきたことに対して
国民が直接意見を表明するえがたい機会であるとする見方は迫力があり、
説得力もある。


【日経】評価:B
見出し:「問われる構造改革路線」

ほぼ同上。
ただしより小泉に対して好意的で、改革の旗手とみる向きである。
経済界(郵政民営化に賛成)の小泉に対する期待の大きさと、
改革路線にかけているという姿勢が明らかだ。

うさんくささもまたそこにある。
彼らは経済の上で小泉に多くを期待している。
彼らが小泉を推しているということがちょっとわかりすぎる。


【共同】評価:A
見出し:「統治能力喪失し暴走」「政界再編『最終章』開幕か」

読売・日経に比べれば客観的でバランスが取れている。
小泉にとっては「改革路線を国民に問う」選挙だが、
国民は郵政民営化を喫緊の課題とは思わず、むしろ批判が集まるのではと、
それに乗じて民主は議席を伸ばすのではと、そういう見方を示している。

説得力がある。
小泉の考える選挙と国民のみる選挙のあいだにある亀裂、
小泉にとっては争点あっての選挙だが、
国民にとっては首をかしげる選挙だという、そのへんがわかりやすい。


【産経】評価:C−
見出し:「本当の『改革の旗手』は誰か」

…はっきりしないんだよね。
言いたいことがわからない。
いつもの小泉ダイスキ路線になりきれず、
かといって反対派にもなりきれないような、ものすごいどっちつかず。


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