終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2005年04月26日(火)

「燎原の火」を改定した太郎飴もしくはたつみです。
今週は改定週間か? 涙も出ない度はやや下がったような上がったような。
ククール編っぽいのは現在作成中。もっともED後の話。
需要ないんだろうな!でもいいもん好きでやってんだから。


JR福知山線の脱線事故。
死亡者73人、負傷者456人(26日午後10時現在)にのぼった。
戦後でも有数の鉄道事故として記憶されるだろう。

リアルタイムでテレビで見た一報の風景は、
次々と際限なく人々が運び出され、身動きもせず横たわって、
サリン事件のそれと似ていた。
決定的に違ったのは地下鉄と違って飴のように曲がった列車が、
マンションにへばりつくような形で白日のもとにあったこと。
見慣れた形が外力によってこれほどまでに原型を失うのだという事実が
あまりにもあまりにも直裁だった。

死亡者の数が増えていくことは阪神大震災に似ていた。
「こんな数なわけがない」。まったくだ。死人の数は膨れ上がった。
血の海、死体の山。地獄絵図とはよく言ったもの。炎こそなかったが。
震撼するにも恐ろしすぎる。73人が死ぬってことはこういうことだ。
人の死ってのはこういうことだ。ゲームのようにきれいじゃない。
それでも死体を新聞やテレビは掲載できないのだから、
週刊誌のグラフが出れば、もっと恐ろしい実像をみることになる。
あるいはその場にいれば!トラウマってのはこんな場所で孵るんだ。

こうした罪を犯した人間の恐れは想像を絶する。
スピード違反をして事故の原因となったとみられる運転手が生きていたら、
ああいったいどうやって罪を償えばいいのかと、
あるいは罪をつぐなうことなどできないと、
恐怖のあまり麻痺し絶望することだろう。
周囲の人間もまたいかなる許しもないと告げることだろう。






宗教というのは、恐るべきものだ。
神とは。こんな罪を許せるというのなら。
そしてククールとマルチェロの会話を回想してはくれないか。
なんて会話だ。死なせてやれ、ククール。


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