- 2005年01月16日(日) なんだかよくわからないものを数日にわたって書きなぐってしまった…。 なにをしたいのかわからないのは私か。私だな。うん。 とりあえずドラクエシリーズ愛好家として、8はちょっとシビアだなと。 子供向けソフトのくせに死人とか汚職とか腹違いとかネタ出していいのか…? ちょっと面白いなと思ったのはマルチェロとククールの腹違い兄弟の僧侶騎士。兄貴のマルチェロが若くして聖堂騎士団という修道院付き騎士団の団長になっているのに比べ、ククールは兄に反発し酒場で女と酒とトラブルとギャンブルの日々。嫡出のククールの誕生でマルチェロが冷や飯食ったという背景があるため、マルチェロはククールに対し大人気なく嫌悪感を剥き出しにしている。一方、ククールは表向き反発してはいるが、兄に対する愛着は捨てきれない様子だ。 二人の親代わりとなっている修道院長オディロが殺害されたことから、この二人が物語にからむことになる。オディロはまだらボケのような気配だが、マルチェロにとっては唯一頭の上がらない相手であり、ククールにとっては折り合いの悪い修道院内で唯一、愛情の通う相手である。兄弟にとってかけがえのない存在であるとともに、二人が反発しあいながらも修道院に留まり続ける理由でもある。 そのオディロの死によって、マルチェロもククールも影響を受けずにはいられない。マルチェロは権力欲に走り、ククールは旅の一行とともに出奔する。長いあいだ止まっていた時計が一気に進み始めるような感さえある。二人はともにオディロの仇を討つと言うが、その向きはまるっきり逆方向だ。 さて、ここから先はネタバレになる。二人の道は再び交わる。それは上り詰めたマルチェロが法皇に即位するその壇上であり、追跡の旅を続けてきたククールが追ってきた魔の杖があるところである。杖はマルチェロの手の中にあるからだ。 こっから先はいわずと知れているので特筆する必要もないと思うが、オディロの死から再会までの経路が逆方向ながら重なる部分が目につくので考察していく。 マルチェロは檀家から寄付という名で搾り取った金を武器に、大司教に取り入り、教皇の近衛隊長とでもいうべき地位に上る。さらにたまさか手に入れた杖の魔力を利用して法皇位につく。…ゲームだけ見てるとよくわからないが、多分、途中で、聖堂騎士団長→修道院長→教皇近衛隊長?→枢機卿?→法皇、くらいの段階は踏んでいるんじゃないだろうかと思われる。有利な条件は献金システムと化した大修道院を地盤に持っていること。不利なのは不義の子の血筋。 彼を突き動かすものはなにか。檀家から金を搾り取り、武力で圧力をかけ、気前よく賄賂をばらまく。悪事とはいえ、武力革命みたいな単純なものとは違ってなまなかなことではできない。いつどこで何をするかの選択肢は無限に多く、しかも落とし穴はあちこちにあいているからだ。頭の良さとド根性と鋼鉄の意志がある。 それだけいろいろあればもうちっとマシなことを思いつきそうなものであるが、権力にこだわる。これは出自に対するコンプレックスか。 権力とったらなにがあると考えているのかだけがわからない。なにをしたかったのかも今一つわからない。多分、猜疑心の強い不幸な独裁者になったろう。憎悪だけで何かを手に入れなければならないという焦燥に駆られることもあるのだ。 別離から再会までという物語に登場する期間は、マルチェロにとってある意味とんとん拍子な時期であったが、同時に混迷深まった時期ではないだろうか。で、彼がそれにどういう形で決着をつけたのかは語られない。マルチェロはどこにもいなくなる。この広い世界のどっかにいないのかチクショー! 妄想しほうだい。 ククールはこんど。めちゃねむ。 -
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