終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2004年09月19日(日)



【ラン・アウト】
彼は疾走する、サーキットを。
閉じられたそこに出口はない。
にも関わらず決められた周回によって彼は出口を見出す。
あるいは見出さない。

彼はもしかしたら、レースを中断されたように感じているかもしれない。
長い選手権の次の試合まで待たされることにいらだっているかもしれない。

あらゆる休息が強制されたインターバルにすぎないなら、

彼は出口を探しているのだ。
だからこそそんなにも速く走るのだ。誰よりも。
そしていつか、途方に暮れる日が来るかもしれない。

しかしそれは私には関わりない。
出口を探すもの、彼の中に彼方を求める情熱を見たと思わなくなったら、
そのとき私は彼に別れを告げよう。


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