終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2004年01月18日(日)




「悪を行うのはひどく簡単なことだ」とAは言った。
「ほんのわずかな好奇心、ほんのわずかな自己満足で足りる。
 あるいは怠惰、いらだち。ときにはそんなささいなものさえいらない。
 気付けば悪は目の前にある。足元から石を拾うより簡単なことだ」
「そうだろうか」とBは問い返した。「ほんとうにそうだろうか」
Aは答えた。「新聞を見ればいい。テレビでも同じことだ」
「風が吹いただけで一人の男が死んだ。首を吊った男を妻が見つけた。
 悪は罪よりも先にある。それより早く来たのは死だけだ」



こんなものが降り積もる。
こんなものがもう頭の上まで積もってる。
どうして耐えられる。それでも耐えていかなければならないなら。
どうか祈りを。どうか祈りを。どうか出口を。


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