終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2003年10月06日(月)

ロッシの“しっぽ”

ファインダーの四角は私の投網だ、時間を殺し幻と走り去るものを捕まえる。
より鮮明に、より大きく、よりそれそのものの美しさをあらわすよう。
レンズは銃口、メモリーカードは銃弾。私が捕まえるのはあなたの影だ。

……オートスポーツって撮影するの難しいんだぞ。
流し撮りなんて100回やって一回成功するかどうかだぞ!(私はな)
おまけにロッシの早いことといったら!

マックス・ビアッジが1/100秒でファインダーの視界を横切るとしたら、
バレンティーノ・ロッシはその半分ぐらいしか射程にいやしない。
計器で計ればそんなこともないだろうが、目で見た感じではまさしくそうだ。
ビアッジを撮るつもりでシャッターを押せば、映っているのは“しっぽ”だけだ。
捕まえたと思ってもまだ早い。拡大すれば、静止した世界の中で、
彼だけが数センチ進んでいる。なんということだ、1/1000秒の中なのに!

次は彼を捕まえる。必ずだ。


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