終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2003年02月02日(日)

シネマ・キネマ・シアター。

1:
『裸足の1500マイル』

白豪政策真っ最中、
オーストラリアの混血アボリジニーの少女の物語。
母親から引き離され施設に送りこまれた少女は、
八歳の妹とともに砂漠と荒野の1500マイルを歩き、故郷へと戻る。

sideA:
少女モリーの表情とその目の透明な明るさ、
荒野の広がりと砂漠の激しさ、その映像の連なりの美しさ。
アボリジニーの歌声と音楽の控えめで落ちついた、だが確かな存在感。

sideB:
惜しむらくは描かれる人間の像のあまりにも浅薄であること。
アボリジニーの生活のその社会の形を悲しみを、
あるいは白人社会の酷薄さといびつさを、
映像は、十分に描ききれていない。

すっかり言うなら、惜しい映画。
せっかく面白い主題なのに、描ききる力が足りてない。
本筋は面白いが、それに存在感を持たせるための脇固めが甘い。
しかし映画のデキの最後の部分というのはソコなんだが。
あと、極限状況のはずなのに、役者がちっともやつれないってどうよ…

個人的には、砂漠のシーンのド迫力だけでOK。


2:
『王様の漢方』(だっけ?)

んー。ノーコメント。(ヲイ)

言わせてもらうなら、笑えるシーンが一つだけ。
「万里の長城は中華人民の融和の象徴となりました」
中国の資本入ってるんですね、ハイハイ。
中国での公開もするんでしょうね、ハイハイ。

十年ぐらい前の中国の小説を思い出した。
社会主義礼賛しないと出版できないんだろーねって素で思いました。

ゴメン、私、どっちかってえとライトウイングだから。(笑)


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