- 2002年10月14日(月) 物語が書きたい気分である。 1: ……が、書き方を忘れてしまった(笑) 私の子供たち、――が、外に出たいとさんざめく。 物語世界が私を脱して世界に場所を占めたいと、騒いでる。 2: 私はどうやら、周りにはうすっ気味悪い人かもしれない、と、思う。 喜怒哀楽の多くが内側に開かれ、 この内側に、豊穣の王国を持つ。 それはけしてこの世に産み落とされることがないかもしれない。 ひとに愛されることはないのかもしれない。 それは実際、どうでもいいことだ。 だが、この大地は。 それがどれだけ私にとり大切なものであり、 同時にどれだけ大きな重荷であるか。 3: 私の愛する私のこども。 二人のジンニーア、アル・シムーン。 乾いた大地とそこに吹く風。 この無数に物語の溢れる世界で、私のほんとうの物語。 彼らがなにものが、伝えられるものなら伝えたい。 語れるものなら語りたい。 だがそれには覚悟がいる。 4: 覚悟が。営々として物語の技を学ぶ覚悟、 物語を紡ぐ覚悟、内側の世界に消え果てる覚悟。 「果てしない物語」から生還できるものはわずかだ。 物語がほんとうのものであればあるほど、物語は危険だ。 問題はねェ……。 私は外側の世界も、好きなんだよ。 全てを外側に向けられたらと、思う。 内側に奪われて表情を忘れ変人と言われ(ほんとだよ)なくなりたいとも。 世界の豊かさに心奪われ、心の底までも揺さぶられ、変えられたいとも。 5: 詩人は不幸なものだよ。 この世にないものを見るものは、不幸なものだよ。 この世にほんとうに生きたいと願いながら、 体半分、外側に住む。 それでも。 生きることは、どうであれ、生きることだから。 どうしたいかを決めよう。 中途半端は、キライだ。 -
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