- 2002年09月07日(土) 言わなければ、聞こえない。 気づいて欲しいなどというのは傲慢だ。 誰も他人に求めることはできない。何一つ。 1: 欲しいのは夜と朝。 目覚めと眠り、酔うように生き、酔うように死ぬこと。 立ち止まれば悲しみが追いついてくる。 詩人になる気がないから。 ――立ち止まるわけにはいかない。 遊びにすぎない。 生きること、また死ぬこと。 傷つけること、また傷つくこと。 遊びに過ぎない。 大人は遊んでばかりだ、と、子供が言う。 子供は正しい。 決断がそれにふさわしい重さで下されることはない。 2: 私はなにもいらない。 いらない、いらない。 切り刻もう。 なにもかも切り刻もう。 しかも生きることだけはやめるまい。 姑息と非難するにはあたらない。 生きるとはその程度の云い。 誰がそれにふさわしい重さを背に負っているというのだ。 3: ジンニーア、ジンニーア。 あなたは平原に遊ぶ。砂漠にまた峨々たる山々のその頂きに。 あなたは存在する。 それ以外のことをしない。 ジンニーア、あなたは悲しみである。 私の悲しみである。 悲しまれることのない、悲しみである。 私はそれをあなたとして手放した。 ジンニーア。 私が「あなたを思う」というとき、あなたの名を呼ぶとき、 それは私が悲しんでいるということなのです。 あなたについて書くとき、それが私の涙なのです。 いつかあなたを、探しに行こう。 生まれてなど、こなければよかった。 -
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