- 2002年06月12日(水) 夜半よ。 その暗い雨よ、そぼ降る。 今日を越すことの困難さ。 人間社会の脆さ、また危うさ。 奈落の深さとその悲惨。 奈落に落ちてもいいのです。 奈落もまた世界の一部なのですから。 ただその悲惨は、重く苦しい。 ただ一人なら、耐えられます。ですが。 誰かを伴って落ちてしまえば―― それは塗炭の苦しみ。 きみを愛すれば愛するほど、 きみを苦しめることを私は恐れなければならない。 きみの苦しみを肯定するためには、私はあまりに―― ――弱い。 それが、ねえ。 私の持つ、ディレンマ。 出口はあるのだろうか。 -
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