- 2001年08月24日(金) 自分を分解してみるのが好きである。 組成はいつも一定ではない。 今は、半分ばかり海でできている。 子供の頃は、九割方家族でできていた。 今はもう、一割くらいだろうか。下宿してからとみに減った。 共有する時モノが減れば、自分に占める割合も、減る、らしい。 実際、お袋さんと話があうのは、もう親戚のことくらいだ。 お袋さんは、寂しいらしい。 私は、家に帰るたび、妙な感じだ。 何かを無くすのは、哀しい。何かが減ってゆくのは、寂しい。 それでも、生きているうちは、変るものだ。 変らないということも、一つの変化だ。 今が気に入らなければ、変えればいいのだ。 変えたくなければ、守ればいいのだ。 泣くことも喚くことも、縋りつくことも、生きることに入ってる。 -
|
|