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■ 無職期間に思う。
先日、国際開発シリーズで「国際開発の仕事に就くには」といったようなセミナーに出席してから心のなかでもやもやとしているものを、何にも余計なことは考えずに少しだけ取り出して並べてみたいと思う。
まず、あのセミナーでは国際協力への「道」みたいなものがパターン化され、きちんと分類されて提示されていた。そして、そこへ至る可能性、チャンスなどもちゃんと整理され、たくさんの選択肢があることを示していた。それらはいわば、わたしが大学を卒業した1999年からずっと続けてきたことだった。だから正直いって、わたしにとって目新しい話はなかった。あの話を直接個人的にされていたら、あるいはかなり残念な気分になっていただろう。 そんなこと、もうずっとやってきて、それでも行き詰っているのだから。
そこで思う。
たぶん、わたしが求めているものはこういう「道」ではないのだ。もちろん、「開発」分野でやってきたしやっていきたい。けれど、それは答えじゃないといつも思っているし、その世界に留まっていては、視野の狭い人間になりかねないと危惧している。実際にものすごく視野の狭い人間もごろごろしている。それを見ると、正直怖い。 今の時点で、「国際開発の道を行くためには」などということを教えてもらう段階ではないのだ。それをするには、わたしは歳をとりすぎているのだ。
やはり、独立するという形をとるか、自分でフリーとしてやっていくという形態が将来的にいちばんしっくりくるのだろう。 そこへ来るための、ビジョンもスキルも、まだまだはっきりとできていない。そして、わたしにはまだ、やってみたいことがたくさんある。それは、某国連機関である仕事をすることだったり。エトセトラ。
だが、来週31歳になるということで少し「30代最初の一年を振り返る週間」に突入しているのだけれど、やっぱり35歳くらいまでを目途に何らかのスキルを達成し、次のステップを決め、少なくともヴィジョンをはっきりさせるところまでいっていたい。
(関係ないけど、この「エンピツ」はわたしが20代前半のころからやっているから、そこから歴史が綴られているみたいな感じだね。エンピツさん、末永く頑張ってほしいな)
今日、日経ウーマンを読みながら考えたのだけれど、わたしの中に少なくともキーとなるものがいくつかすでにはっきりしている。
●アフリカ全般(とくにボツワナ、南ア、ジンバブエなど) ●作家ベッシー・ヘッド ●国際協力とビジネス融合の可能性 ●ベリーダンス
・・・そして何よりも重要な「書くこと」だ。 すべてはこの「書く」というところに終結してくる。書かないと死んでしまうという勢いで書いているから。書きたいことが、いくらでも出てきて、ときに頭のなかに振ってくる言葉の勢いで気が狂いそうになるほど。
ベッシー・ヘッドについては、わたしとは「ただならぬ」ソウルメイト関係にある。このひととのことは、わたしの人生で本当に「キー」になっている。そして、それは年々強くなっている。彼女が死んでからもう20年以上経つのにもかかわらずだ。
ベリーダンスについては、これは趣味の領域を超えていくと思っている。深い世界だ。
無職期間というのは、やっぱり精神的につらくってとても弱気になったりするのは、このエンピツ日記を読んでくださっている方もご存知だとは思う。(お恥ずかしながらねぇ)
ただ、その精神状態をなんとかキープしつつ(ここ二年ほどで壊れた部分を修理しつつ)、わたしは上記の●を進めていくしかないのだろう。 そうして、わたしは「国際協力への道」を模索した20代と完全に決別するのだ。そして、真にアフリカにつながるように生きるのだ。
いま、気づいたけど、上記の中に「男」がいないね。 いい男は好きだけど、ほんとうは恋愛体質じゃないのかな。
2007年12月07日(金)
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