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■ 優しい心とことばと。
今日もハラレはとても良いお天気だった。 朝は少し冷え込み、昼間はまぶしく明るく。
毎日こうして繰り返され、少しずつ太陽の角度が変わり、ジンバブエは優しく秋にのまれていく。ほんとうにきれいで純粋な、これは地球の営みなのだ。この南部アフリカの国に、きちんとふりそそぐ太陽。
日々、季節が微かに移り変わっていくなかで、わたしは心と身体を荒らしている。苛立ちが募ったり、疲れが取れずに肩こりや頭痛に悩まされ胃は調子が悪いままで、仕事が思うように進まずにいる。
イライラしたくない。 わたしが囲まれているプレッシャーは、仕事でも生活でもなくって、もっともっと複雑なもの。 誰かに投げつける苛立ちやことばの棘は、そして激しく自分自身に突き刺さる。お願いだから、誰も傷つけたくない。でも、わたしは全力で誰かをなじり、誰かを激しく嫌悪し、何も受け止められなくなる。
でも、ふと誰かがこの呪縛のようなものを解いてくれると、その瞬間のわたしはほんとうにやさしくなれる。信じられないほど嘘みたいに、広い心が表れる瞬間、涙が出るほどにわたしは自分自身の嫌な部分を苦く思う。お願いだからやめてくれと願う。
わたしはこれを、飽きることなく幾度でも繰り返すのだ。
わたしがいつでも手元においておかなくてはならないものは、あの秋の木漏れ陽のような優しい心であり、優しいことばなのである。
そして、わたしとまっすぐ逃げずに向き合ってくれるひとなのである。
わたしの周りの大切な人たちへ。
いま、このときだけだったとしても、わたしのそばにいてくれてありがとう。
2007年04月27日(金)
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