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■ 空。
でっかくてうつくしい、アフリカの夕日といった風情の夕暮れどきの空は、いつもわたしのこころをしんとした気持ちで満たす。 大きなアフリカに向かい合っている、そんな感じ。 こんな都市部でも、だ。
夜、月明かりがあまりにもまぶしくってちょっとびっくりすることもある。 とくに、ほぼ毎日ある計画停電にやれやれと思いながら車をとめ、ガレージを開けようとするとき。そこに自分の影がくっきり照らし出される。月の光って、何かの静かで力強いパワーがある。 それから、満天の星。天の川。
政治も経済も大波乱なこの国で、人々は生きている。 スキルのある人は、より良い給料を求めて国外へ出て行くひとが多い。それでも、お日様は毎日昇るし、畑では農作物が生産されねばならない。 わたしは第三国の人間として、誰よりもこの国にいることをすばらしく感じている。だからバスに乗る。街を歩く。イモムシ(つまりマドラ)だってゾンドだって、やっぱり食べてみる。メイズをかき回してサザを作る。 そうすると、この空からわたしのなかに満たされたものと、わたしの身体や意識みたいなものが、この場所になじむのだ。 そしてわたしは、この国を離れたくなくなる。
だから、わたしはわたしに与えられた毎日にきっちり取り組むだけ。 それだけで、充実する。ここにいるわたしには、気持ちの矛盾がない。焦りもない。
空を見上げて。
2006年08月10日(木)
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