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■ 気温が下がり、夜香木。
朝、ひんやりする。 出かけるとき、一瞬冬のにおいがする。
冬が来る。 この時期が、いちばんわたしの身体と心に染み入ってくる。 冬の、はじまり。
ハラレにやってきた日の、ホテルとか(庭のうつくしいホテルだった)その辺に満ちていたあの少し気温の低い空気の感じが、わたしだけをそのころに連れていく。ひとりで時空を一瞬戻り、そして何事もなかったようにそれを心に秘め、歩き出す。
気持ちが静かになってくる。
夜、帰るとき、ヴィレッジ(に住んでいる)の花咲き乱れる庭が闇に包まれ、夜だけ匂いたつ花に気づく。 闇のなかの、深い香り。
太陽の光の中ではふれることのできない、深く静かで、艶やかな香りなのである。
2006年05月04日(木)
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