あふりかくじらノート
あふりかくじら



 しゃんとしたきれいさ。

きれいな心を持ったひと。
一点の穢れもない、というのではなく、
その穢れの存在を知り、
しゃんと背筋を伸ばしているひと。

キリスト者にはそういう穏やかな強さを持つ
印象のひとが多い。
三浦綾子の『あさっての風』は、
ティーンエージャーに向けて書かれたものだろうが、
しかしそのきれいさはわたしの心にも響く。

このひとの作品は『氷点』だけ
読んだことがあった。
この作品からも、そのしゃんとした心のきれいさが
とてもよく感じられ、深く心に刻まれた。
陽子の最後のことばが、わたしはずっと忘れられずにいる。
あまりに印象的な。衝撃的な。


高校・大学とクリスチャン系で、教会に行ったこともあった。
自分が洗礼を受けたいと思ったことは一度たりとも無いけれど、
そのようなキリスト者や聖書の言葉を少し知り、
神に祈ってみたり、オルガンを演奏したりしたことは、
すこしだけわたしのこころに積み重なっている。


穏やかに、落ち着いて、しゃんと強く、しなやかに。
くじら、人間として、まだまだ修行中。


ん?人間?くじら?

2006年02月21日(火)
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