あふりかくじらノート
あふりかくじら



 狂宴、のちコーラの瓶。

あといくばくもすれば、たそがれどき。今日のハラレはじつに天気がよく、空が青々、雲は真っ白、お日様はじりじり。それでも気温は低く、とてもさわやかだ。このやろ。

夕べ、某日本人邸宅にお邪魔し、そこで騒々しく営まれていた数十名もの(気持ちの)若い男女による宴にそろそろと足を踏み入れ、麦酒や葡萄酒やウヰスキーなどを、そこの邸宅に丁寧にしつらえてあるバーカウンターでカパカパといただいていたところ、非常に気分が良くなってしまい、狂宴に率先して腕を振り腰を振りステップを踏み野次を飛ばしながら、カラオケマシンなる文明の利器にはまり、これまた宴に酔いしれる(自称)若者どもと狂ったようにエンジョイしたのである。
嗚呼。またやっちまったよ。

そして、朝さ。

このなんともいえない虚しさと気恥ずかしさが残る宴の翌朝というのは、まさに、なんと言うか、なんともいえない。朝、他人の邸宅のソファで目覚めると、カーペットのそこここに、毛布にくるまって丸まった男女が幾人も倒れ、まるで戦場の跡さながらであった。
そして、こんな日に限って天気がよい。

夕べ、男どもは邸宅の庭にでんと構えるジャグジーなる池に十数人ほどはまり込み、パンツを脱いで大騒ぎをしながら、ジャグジーに出汁をとっていた。(汚)服のまま裸の男どもに引き込まれた(破廉恥)女どももいたようだが、くじらは逃げた。

朝、実にお天気のよいハラレを、お気に入りの道を通りながら帰宅。家々が途切れ、緑の土地がぱっとひらけるところがある。スーパーにより、りんごと野菜と、それからどうしても欲しくなった瓶のコーラを購入。コーラは30,000ジンバブエドル也。(約30円といったところ。カンのコーラはその三倍程度の値段)

コーラの瓶のクラシックな美しさにひかれ、冷蔵庫で冷やした。
そして、夕べの恥を忘れ去るべく、昼寝した。ぐっすりと昼寝した。

2006年01月08日(日)
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