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■ 図書館前で、待っています。
ただ、そんな言葉が天から降ってきた。 午前十時すこし過ぎ。 七月に入って夏本番だ。 開いたばかりの時間帯、図書館はまどろむような 空気に満ちている。
夏休みのイメージがあるのはなぜだろう。 図書館のこの席から いつも鮮やかな緑が見えて、 ガラスを通して草いきれのまぶしさが 伝わってくるよう。
電車に乗って遠くへ行く気持ちを 思い出しながら、キーをたたく。
誰かが電車の中で 人生について知らないひとに告白する。 そういう夏休みの風景を描きながら。
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2004年07月02日(金)
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